玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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2022-01-01から1年間の記事一覧

エアコン泥棒

▼酷暑。今日は溶けずに家に帰ってこられたら、それだけで偉い。各地で39度を超えるすさまじい日だった。いつの間にか、日本て人が住めなくなっているのでは。しかし、昼にはマスク姿でジョギングする人を多く見かけた。走ることが習慣になっていて、走らな…

「マイ・ディア・ミスター ~わたしのおじさん~」

▼映画の感想を書くとき、IMDBというネット上で最大のデータベースサイトを参照することが多い。作品データだけでなくユーザーがつけたレイティングもあるのですが『マイ・ディア・ミスター ~わたしのおじさん~』はそこで9.1点(10点満点中)をとっている…

謝ってほしい

▼あちあちで7月下旬。 いよいよコロナが流行ってきた。周りにも感染者が出ている。周囲にはコロナにかかったとき謝るのはやめようといっていた。どんなに注意しても感染するときはするだろうし、いつ自分がかかるかもしれない。お互い様なのだ。かかったこ…

扇風機

▼いよいよ夏が本気を出してきたようで、嫌な感じに蒸し暑い。窓を開けるとびゅうと風が吹き込んで、セミの羽が部屋にはいってきた。薄い黄色に透けていて飴細工のように美しかった。 家には扇風機が四台ある。それぞれ個性がある。二十年以上も使っているか…

健康を診断されて日傘をみる

▼健康診断を受けてきた。体重、減ってるといいな。何人か一緒に受診したが、私の隣に座っていた人は難聴だった。院内の放送で呼ばれてもまったくわからない様子で、私が代わりに呼び出しを聴いて彼に伝えていた。私の声もおそらく聴こえてないだろうが、私の…

メロスの山賊

▼本棚を整理したら『走れメロス』が出てきたので、懐かしくて読む。街に出てきたメロスは人々から王のうわさを聞く。王が圧政をしいて人々を殺戮しており、メロスはそれに強く抗議をする。メロスは「王を生かしておけぬ」と、短剣を持ったまま王城に入ったと…

上半期に観た面白かった作品25本

▼ゲーム『ボーダーランズ3』を鋭意やる。やってもやっても終わらんな、これ。ボリュームがありすぎる。苦行に思えてきた。終盤まできてしまったため、ここで投げ出したら、やり直したときにえらく難しい状態からのプレイになる。中断すると感覚が戻らずつら…

太陽光パネルはもうない

▼蒸し暑い日が続く。なんとか人間の形をたもっているものの、もうそろそろどろどろに溶けるかもしれない。 去年、オリンピックが開催された折、外国人選手がインタビューを受けていた。その中で「日本の夏は暑いと聞いていたが、それほどでもない」というコ…

ぱくぱくする日

▼あまりの暑さにおののく。群馬県伊勢崎市では40.1度を記録した。6月としては異例の暑さ。先日、扇風機を稼働させたが今度はエアコンを使う。今年も無事動いて安心する。 買い物に行くと、胸に「借人」と書かれたTシャツを着た人とすれちがう。沖縄の方言…

本当にどうでもいい話がこの世にはある

▼ここ二日、急に暑くなった。扇風機出陣の季節。 パンツがくたびれてきたので新しい物を買う。いつの間にかズボンという言葉がちょっとダサいものになり、パンツという言葉が定着した。だが、言葉の精度としてパンツというのはズボンに劣っている。今回、パ…

学習リモコン

▼そうこうしているうちに6月中旬。最近は6時前に目が覚めることも。いったいどうしたのか。迫りくる老いの気配。もうすぐ8時に寝るようになるのでは。趣味が自分史づくりと盆栽になる日も近い。 以前から少し疑問だったことに「趣味がカフェ巡り」という…

やりたいように

▼今年の梅雨はよく雨が降る。鳩が二羽、ベランダに雨宿りに来た。 テレビで、パートナーと一緒に眠る人は睡眠の質が高いという話をやっていた。こういう話をみると本当にそうなのかなと考えてしまう。そもそも心を許して一緒に眠ることができる人がいるとい…

ボーナスはどんぐりで支給される

▼梅雨。墨を流したように黒い空から雨が降ってきた。今年はよく降る。 Amazonプライムでボクシングの井上尚弥×ノニト・ドネア戦を観る。1ラウンド終了間際、井上選手の右が入ってダウンを奪い、そのダメージが抜けない間に攻め続け、結果は2ラウンドTKOで…

日々、変わる

▼マスクをして外を出歩くのが暑い季節になってきた。いつもの店で買い物をするのに飽きたので、新規開拓すべく遠征。ご近所なのにまったく行ってない方角へと行ってみる。しばらく見ない間にコンクリート打ちっぱなしのおしゃれな学校ができていたり、コイン…

今からグーを出すという人

▼黒ごまスプラウトを育てている。カイワレのようなやつです。ヨーグルトの容器に土を入れ、種をまくだけで10日後には食べられるというもの。毎日、スプーンでちょっとずつ水をやるのが楽しい。あっという間に成長していく。食卓の上に緑があるというのはと…

長い物

▼ゴリラ部長が「終わったら連絡たのむ」といって去って行った。去り際に、親指と小指をたてて、間の三本の指はたたむ、手で電話の形を振って顔の横にあてる仕草をした。新入社員2号くんが「めっちゃチャラくないですか?」と驚いていた。ゴリラ部長は電話の…

4600万の人

▼夢の中で歯が痛み、目が覚めた。オヨヨヨ‥‥これは久方ぶりの虫歯なのか。嫌だなあ、歯医者。 以前、通っていた歯医者は経営難だったのか、お金を払うときに「助かります」と医者本人からいわれる変わった歯医者だった。面白くて通った。しばらくしていって…

いわれたとおりやる人

▼Amazonで物を買うことが多い。今日は米が届いた。前から少し気になっていたがAmazonは緩衝材の紙の入れ方が雑なときがある。段ボールと商品の間を埋めるために、ボーガスペーパーという明るい灰色の紙をくしゃくしゃにして箱に入れる。届いた段ボールを開封…

二次創作界隈

▼ゴールデンウィークが終わってしまった。終わるのだよな、ゴールデンウィーク。連休中、何をやっていただろうか。友人から、セクシーに自分のIPアドレスを読み上げてくれるサイト「Sexy Girls Moaning Your IP Address」を教えてもらったぐらい。アクセスし…

犬の名前

▼ゴールデンウィーク。ラジオでやっていた子供電話相談室を聴く。音声がブツブツ途切れて、とても聴きにくかった。相談者は、みな携帯電話で掛けているのかもしれない。固定電話がない家も多いのかな。何十年も前のほうが音質がよかったということに皮肉を感…

釈迦の掌でわりと長いこと踊ってた

▼オーストラリアのドラマ『ウェントワース女子刑務所』を観ている。ヨーロッパの刑務所が、刑務所らしくなくて自由というのはテレビで観たことがあった。オーストラリアもなかなか自由。囚人たちが集まっておしゃべりしたり、音楽かけてダンスをしたり、お菓…

ガチャ

▼あっという間に4月も後半。何かこう目に見える成果が欲しいな。ロッテの佐々木朗希投手は28年ぶりに完全試合を成し遂げた。さらに次の登板でも、8回まで再び完全試合という前人未踏の記録を打ち立てた。その間に、私が成し遂げたこととは何か。新しい調味…

サンドウィッチマン

▼新入社員2号くんと話す。アメフトをやっていたという2号くん。体力に自信があるそうで、学生時代は肉体労働系のバイトばかりやっていたのだとか。街中で看板をもっているサンドウィッチマンのバイトがつらかったという。冬や夏はたしかにつらいが、それと…

クリームパンを買いに

▼去年プランターに植えた九条ネギがまだ収穫できている。冬を超えた。ミニトマトやバジルは全部枯らしてしまったが、ネギは虫がつきにくくて鳥も食べにこない。世話も簡単。ネギだな。これからはネギの時代。 ▼牛ピアス 【ガチャ情報】なりきり!牛ピアス 30…

シイタケが好き

▼コロナワクチンの副反応で38度の熱が出た。頭痛がして、脇の下がズキズキと痛み、その痛みで目が覚めた。蕁麻疹も出たし、体の節々も痛む。意外と副反応が重いことに驚く。ワクチンを接種するごとに副反応が重くなってくる。インフルエンザワクチンではそん…

3回目のコロナワクチン接種

▼コロナワクチン接種3回目の日がきた。雨の中、レッツゴー。3回目は集団接種ではなく、自宅から徒歩10分の近所の医者で受けられることに。こんな近所に医者が有ったのだな。意識から抜け落ちた医者だった。長年住んでいて、よく今まで気が付かなかったも…

自意識にからめとられて

▼たまに裸足で外出する夢を見る。そのときの気持ちは「なんで靴履いてないんだろ。恥ずかしい」というものだった。悪夢ではないにせよ、とても落ち着かない気持ちにさせられた。夢占いのサイトを見ると、裸足の夢は「財産運、恋愛運の低下、健康上の不安」な…

グリグリのような大事な何か

▼調べ物をしていたら、たまたま釘バットにたどりついた。釘バットはゲームなどによく出てくる物騒な道具。ゾンビを殴ったりするのに便利。バットの先端に釘が打ちつけてある。 釘バットを作るときは、やたらめったら釘を打てばいいというのではないらしい。…

「じゃ」の使い手

▼以前、伯母からモスグリーンの手編みのマフラーをもらった。網目の間隔が大きく、外でするにはちょっと寒い。手編みだから仕方ないが、デザインもそれほどいいわけではない。伯母が家に来る日、家でそのマフラーをつけていた。久しぶりに会った伯母は、私を…

令和の駄々を見る

▼友人の会社ではテレワークが続いており、ほとんど出社することはない。ちょっとしたコミュニケーションのため、テレワークの際に背後に表示される壁紙を変えるのが社内でちょっとした流行になっている。その日、友人はかなり大きいミスをし、上司がずっと怒…