玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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今からグーを出すという人

▼黒ごまスプラウトを育てている。カイワレのようなやつです。ヨーグルトの容器に土を入れ、種をまくだけで10日後には食べられるというもの。毎日、スプーンでちょっとずつ水をやるのが楽しい。あっという間に成長していく。食卓の上に緑があるというのはとてもいいものなんですね。初めて気づいた。なんだか食べるのが惜しい。食べるのだろうけど。

 

 

 

▼あいかわらずゲームの二次創作の小説を書き、褒められたらウヒウヒ喜ぶ毎日。pixivというサイトは、自分の書いた物を誰かがブックマークすると通知がくる。リンクをたどれば、その人が他にどんな物をブックマークしたか確認できる。私の小説をブックマークした人のところに行ってみると、その人は他にドラえもんの絵柄で18禁作品を描いている人をブックマークしている。のび太としずかちゃんの18禁作品ならまだ百歩譲ってわかるが、のび太の両親がいたしているイラストがブックマークされている。実にコアなファン。どういうきっかけで、そこまで行ってしまったのだろう。その人に私が書いた物はおおかたブックマークされてしまった。えらい人に好かれた。ありがたや。

 

 

 

Amazonプライムのドラマ『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』シーズン1を観た。中世が好きな人にはいいかもしれませんが、全員悪人なのでわりとうんざりする。映画は主人公に感情移入できなくてもせいぜい2時間の話ですが、ドラマとなると10時間ぐらいあるわけで、なかなかきつい。もうねえ、本当にみんな勝手でねえ。まともな人がおらんのよ。

 

女性の扱いのひどさはなかなかのもので、浮気、不倫は当たり前、妻と側室の違いについて「妻は簡単に殺せないが側室は殺してもよい。妻を殺すのは難しい」などといっていて、だいぶ狂ってんなあ! と感心してしまった。みんな悪人で、しかも驚くような計略やトリックがあるわけでもなく、ただ倫理的にちょっとどうなのという人を観続けるつらさ。シーズン2はどうしようかというのがある。悪人が好きだと思っていたが、やっぱり正義あっての悪なのではないか。歴史ものをみるとどこまでがフィクションで、どこまでが史実かとても気になる。当時の価値観とか、あれであってんのかな。全員狂人ですけど。

 

 

 

▼隣席のTさんと話していたら「ジャンケンする前に『今からグー出すね』とかいいそう」といわれてしまった。それはどういう。すごく面倒くさい奴ということでは。そういう駆け引きをしてくるのは、なんだか鬱陶しい気がする。Tさんによれば、そこまで面倒くさいという意味ではないとのこと。ちょっと、この人アレだな~という程度だとか。やかましいわ。

 

私が「今からグー出すね」という人についてどんな印象があるかといえば、仮想通貨で儲けたことを自慢してきそうな感じがある。今からグー出すね、という奴はそういうところがある。

 

 

 

全部ふっ壊す「ナマケモノ、大根を泳ぐ」(へじていと/山岸菜)

今のギャグマンガってこんなことになってるのかー。面白い。