玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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2016-01-01から1年間の記事一覧

感想

▼コンビニのおでんをツンツンしている間に今年も終わる。早いなあ。来年からは何をツンツンして暮らしたものか。 ポンピドゥーセンターでやってるロシアの現代美術展にあった14人の少女の写真。説明を読んだら「この写真の14人の少女のうち7人はごく普通の女…

動機は不純に限る

▼クリスマスは仕事だった。いつの間にかクリスマスも正月もそんなに意識することはなくなった。 4歳の娘がいるAさんという男性社員は仕事が忙しくあまり家に帰れていなかった。久しぶりに家に帰ると娘がよそよそしい。仕事に出掛けるときに「また遊びに来て…

お年玉準備

▼叔母が入院してから親戚と連絡を取り合うことが増えた。今まで疎遠だったいとこの家族にも近々会うことになりそうである。そこで気になるのはお年玉。上げるべきなんでしょうなあ。おじさんとしての理想的な振る舞いとは何か悩む。金額もよくわからない。高…

4歳児

▼休日に会社へ。休日ということもあり、子連れで来ている社員がいた。4歳の男の子だが醸し出す雰囲気がみょうに年寄りじみている。「ジュース飲む?」と訊けば「(今、来たばかりなので)落ち着いてから」と答える。おまえ、本当はいくつなんだ。40超えて…

料理番組

▼また今日も卵サンドを作ってしまった。謎の罪悪感。しかし、卵サンドは美味いなあ。隠し味はめんつゆとマスタードである。 録画して観るほどではないものの、BSの料理番組を観ることがある。「マーサの楽しい料理教室」はちょっと太めのおばちゃんが、ダイ…

唐揚げ

▼週末、叔母が病院から老人ホームへ移るのでわたしも付き添いに行くつもりだった。しかし、力仕事があるわけでもなく、ホームで使う下着などを買う用事ぐらいしかないとのこと。いやいや、わたしも行きますってと主張するも断られる。たしかに男のわたしが行…

新聞

▼最近は叔母のことばかり書いている。日記の題名を叔母日記にすべきではないか。もうこうなったら叔母のことしか書かない覚悟である。 叔母が家を引き払い老人ホームに移ることになった。叔母は車椅子に乗っており動ける状態ではない。誰かが叔母の家の片づ…

一期一会

▼「一期一会」という言葉がある。この出会いがもう二度とないものと思い心を尽くす。茶道の心得からきた言葉ですね。 叔母は「もうあまり長くない」と医者からいわれている。叔母の見舞いに行って、叔母の背中を撫でているとき「今日会うのが最後かもなあ」…

見舞い

突っ込む所沢山あるけど、全部左下に持ってかれた pic.twitter.com/JnbDvTeQkq — しゅう汰 (@syu_ta209) 2016年11月29日 ▼本当に別人という。これは広告になっているのか。なってない。 全然関係ない話だが、コマーシャルを見ていると「この宣伝を見た後30…

寒い

▼親から頼まれていた年賀状印刷。ここのところ毎年まったくミスなく印刷していた。今年はプリンタを買い換えて印刷スピードも速くなり快適。調子に乗っていた。連続印刷を指定してトイレから戻ったところ、50枚の印刷ミスのハガキが出来上がっていた。とて…

雪の日の美しい人

▼雪が降る。都心では11月としては54年ぶりに初雪を観測(NHK NEWS WEB)。雪を手の中で強く握って、透明の氷の玉を作る。雪が降ったら必ずやってしまう遊び。今年もやった。つめたひ。 雪というと友人Mの話を思い出す。小学校3,4年ぐらいの頃、友人M…

いい医者

▼会長の句会の雑用のお手伝い。お年寄りが集まる場でよく話題になるのが「いい医者が少ない」ということである。若い人はあんまりこういうことはいわないが、そもそも医者にお世話になる機会が少ないのだろう。なにせ年寄りはみなよく医者に通う。通うどころ…

人目

▼打ち合わせ。50歳を超えている方から、アイドルの魅力について熱く語られる。50歳を超えてアイドルを追い続けるという心境はどういうものなのだろう。中高生だったら、あわよくば付き合いたいとか、そんな夢のような妄想を抱いていても微笑ましい。50…

バターの香りは

▼吉岡純子さん(現代俳句協会会員)という方のエッセイを読む。アメリカのニュージャージーに一軒家を借りて住んでいたことがあり、家の持ち主がその家を売却することになる。以降、買い手が頻繁に内見に訪れることになる。不動産屋から内見の連絡があるのは…

騒がない

▼一緒に仕事を請けているN氏の家へ。飼い猫のホームズは今日も泰然自若としていた。猫は「トランプ氏勝利!」などと大騒ぎしないから偉いと思う。号外も出さない。 ▼アメリカ大統領選挙のニュースで大騒ぎしている。表現の違いこそあれ結局は、今後どうなる…

ナース

▼何年かぶりに風邪をひいてしまった。今年の風邪はのどにくるようです。 「バカは風邪ひかない」という言葉がある。バカというのは能天気だから、くよくよ悩むこともなく免疫力が高いという解釈もできそうである。なのに風邪をひいてしまった。バカである意…

体力

▼ハロウィンが盛り上がっていた。10月末にあるなんだかわからないフワッとしたイベントという印象だけど、ここ何年かは仮装をする人が増えた。時代に適合したのだろうなあ。画像を手軽に投稿できるSNSの普及という下地があってのことなのだろう。ひいては…

尿路結石の話

▼最近はすっかり「相撲に詳しい悪魔」だけど、デーモン小暮といえば「赤いスイートピー」や「フレンズ」のカバーがものすごく良かったんですよね。唐突であるが。コメントでデーモン小暮さんの話が出たので。「笑っていいとも」でタモリさんと交わす年齢につ…

高いところから飛び降りる人たち

▼日本シリーズ日本ハム×広島戦が盛り上がっている。今日は9回ツーアウトから日本ハム西川選手のサヨナラ満塁ホームランで試合が決まった。他球団ファンでもここまで楽しめる日本シリーズは珍しい。しかし、1回から8回までずっと観ていたが、よもや肝心の…

ライオンダイエット

▼友人は自己流のライオンダイエットというのをやっている。米やパンなどの炭水化物は太るので肉しか食べないという。栄養的に大丈夫なのかなと思うのだけど「ライオンが野菜を食べるのか?」と自信満々だった。ただ、肉食動物は草食動物の内臓を食べることで…

尿路結石

▼尿路結石 尿路結石の本を読み続けている。体の仕組みの不思議さや治療技術に驚く。ネットでも、医療提供者のための診断ガイドラインが「Minds」というサイトで公開されている。これは読み応えがあって面白い。尿路結石だけでなく、あらゆる病気について目安…

無色の喜び

▼わたしの数少ない長所の一つが、気分が安定していることだと思う。だいたい一年中変わらない。機嫌が悪くて周囲に当たり散らしたり、何かを人のせいにすることもない。人のせいにすることは機嫌が良いときにもやっている。人生、常に誰かのせいにしてきた。…

タイムリープ映画

▼ドラゴンズドグマ カプコンのドラゴンズドグマオンライン(基本無料)を始めた。中世ヨーロッパの世界観のようなファンタジーです。同じようなファンタジーでスカイリムがあった。あっちのほうが世界観、ストーリーともよくできているように思う。しかし、…

鼻うがい

▼仕事でお世話になっているYさん宅へ。打ち合わせを兼ねて遊びに行く。 打ち合わせを終えてYさんと、Yさんの奥さんと雑談。わたしは4,5年前から、寝ているときによく鼻が詰まる。眠りが浅くなって困るという話をした。するとYさんの奥さんから、鼻うがい…

なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか?(フィリップ・デルヴス・ブロートン著)

▼仕事を頂いている会社へ。病気で入院していたFさんが退院とのこと。職場復帰の挨拶をしていた。「入院を機にダイエットさせていただきまして、入院時より10キロほど痩せさせていただきました」 させていただきすぎではないか。気になる。こういうことを…

裸足の夢

▼ここのところ連日、裸足になる夢を見ている。自宅近くの駅で電車を降りたら、自分だけ裸足になっていることに気づく。服は着ているのだけど。人の目が恥ずかしくて、慌てて家に帰ろうとする夢。 夢占いのサイトをみると、裸足になる夢の意味は「無防備・開…

蛇成長ゲームslither.io

▼ウォールストリージャーナルで、中国の動画配信者を取りあげていた。動画配信者というとなにやら固いけど、Youtuberみたいなものですね。中国ではYoutubeは許可されていませんが、動画配信アプリである映客などを使って動画配信をしている。日本でもニコニ…

平和

▼9月、なにごともなく終わった。そして10月がきた。そうこうする間に11月で、きっと12月もくるのだろう。ことによると次は1月であって、ややもすると2月がきて、気づけば3月だ。なんでしょう、この意味のない文。平和。 集合住宅に住んでいる。管…

ホットサンド

▼ホットサンドメーカーを買う。わたしのように南青山のアパレルメーカー勤めのおしゃれなOLは、朝はホットサンドとカフェオレできまり!という気持ち悪い書き出しで始まったものの、ホットサンドメーカーを買ったことだけは本当だ。世の中に真実は少ない。 …

カレー

▼「大人の隠れ家」という言葉がある。大人の隠れ家的バーとかレストランとか。しかし、まともな大人は隠れ家なんて使わなさそうなものだけど。そもそも隠れ家って、子供が遊びで使うものではないか。それかスパイか忍者か。いづれにしろ、まともな大人は使わ…