玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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2010-01-01から1年間の記事一覧

年賀状の枚数

▼ようやく年賀状の印刷を終えた。わたしの分はほとんどないが、親の分はけっこうな枚数がある。 なんと今年は1枚のミスもなく刷り終えてしまった。LEXMARKというブランドのプリンタを使っているのです。 これがですね、5枚に1枚ぐらい紙をムシャムシャ食…

無理して売らない 人の携帯見ない

▼ビデオ屋で大量に映画を借りる。 最近のサイコスリラーやホラーは、ソウに似たジャケットが多い。白いタイルの床に血の跡がべったりと付いたようなデザイン。コピーは「あのソウを超える衝撃!」みたいなやつ。ソウを越える衝撃!となったら、まずソウを越…

空気 王様

▼昔、職場の先輩が言っていたことを思い出した。ある問題が起きて、それについてビデオ会議で話し合ったがうまく伝わらなくて、直接会ったら5分で解決した。 直接会ったときの間とか空気、気配というものだろうか、それがやはり重要なんだ。知人とメールで…

ブラゲ経営塾

日立研究所 ベニシダレ 変な形である。幹がニョロニョロしておる。そばにいた幼稚園児ぐらいの子がこの木を見上げて「変な形‥‥」と、つぶやいた。わたしも同じことを思っていた。幼稚園児と完全に同じ感想。 あれだな。わたしは、子どもの心を忘れない大人…

忘年会

▼IT関連の忘年会だったせいか、出席者のスマートフォン所持率が9割を越えていた。持っていない1割はわたしです。 スマートフォンぐらい持ちましょうよと言われたが、たしかにもったほうがいいと思う。どんな本を読むよりも、直接触れることで製品やソフト…

ボーナスとクリスマスプレゼント

▼会社を離れて仕事を引き受けるということはどういうことだろうか。 ・やりたくない仕事は断れるが、仕事をしないとお金が入らない。 ・自分が関わった仕事の成功も失敗も、すべて自分で引き受けなければいけない。 違います。そんな格好いい答えなど、どう…

トイレの花男さん(とくに呪われたりはしない)

▼魚偏に師走と書いて鰤(ブリ)である。 ブリの美味しい季節になりました。ブリとかハマチとか大好きだ。生まれ変わったらブリになりたいぐらい好きだ。食われてしまう。 ブリの刺身を買いに魚力に寄った。ついでにお手洗いに立ち寄る。 そこには、小学校低…

卒論

▼ちょっとここ二週間ほど、缶詰に近い状態で仕事をしておりました。更新しない間、来ていただいた方すみませんでした。励ましのメールをくれた方ありがとうございました。いないけど、そんな人。誰からも必要とされてないけど。 さみしいことを書くなという…

電飾命 大雑把

▼駅までの道。毎年この時期になると派手なイルミネーションを飾る家がある。 今年はまだ12月にもならないうちに飾りだした。デパートですら12月からだろうに、ちょっとフライング気味である。近所のおばちゃんたちがその家を見上げていた。この辺りでは…

鮫島刑事

日立研究所 水面に映る紅葉 ▼自営のエンジニアは自宅で一人で作業をしている人間が多い。人恋しいのか、電話をすると長く話したがる。エンジニアのS君は、刑事ドラマが好きで、話している間はずっと刑事口調である。面白くもあり、めんどくさくもある。だい…

紅葉

▼国分寺にある日立研究所が一般開放されていたので行ってきた。 春と秋の二日間だけ、一般人も中に入れます。 東京ドーム5個分という広さだけあって、なかなか広かった。物のたとえで東京ドーム何個分といわれてもあまりピンとこないものの、実際に歩いてみ…

出来の悪い子ほどかわいい キミスタ

▼家のシャワーの具合が変になりまして、どうも温度変化が激しい。使っていると急激に温度が上がって「アチチチッ!」となる。そこで温度を下げると今度はぬるすぎて寒い。 まあ、思えばお湯が出るだけありがたいということです。幸田文の本を読んだとき、若…

褒めるのが下手 とにかく下手

▼ある仕事が一段落し、ご褒美で打ち上げへ。 キャバクラに行くことがご褒美になる人種と、そうでない人種がおりますね。わたしは、そうでない人種である。たいして面白い話もできず針のむしろになりがちである。行く前はワクワクしているが、行った後はだい…

面倒くさい性格

▼知り合いの車の助手席に乗っていた。 初めて走る道だったので迷ってしまったらしい。ちょっとイラついた様子でつぶやいた。 「あーもー!どこでもドアがあればいいのに!」 どこでもドアがあったとしても、人だけ通ってもしかたがない。車を置いて行くわけ…

クヨクヨしない たまプラーザ

▼「もうクヨクヨしないことに決めました」というメールをもらった。 送り主は、元同僚である。 人それぞれ問題に突き当たってから立ち直るまでの道筋は違うと思う。どういった道筋で、クヨクヨしないことに決めたのか聞きたいなあ。 僕は落ち込むだとか、ク…

やる気の無い店クチコミサイト 食べなログ

▼やる気の無い店というのは、もう駄目なんだろうかねえ。 友人と食事をした。友人がお店の人の許可を得てブログに載せる写真を撮っていた。こういうことは、もう当たり前なんだろうなあ。食べログなどのグルメサイトやブログによって評判の良い店は注目され…

卒塔婆(ちょっと妖怪っぽい。砂かけ婆の友達のような)

▼昼、友人宅で5,6人のミニ同窓会。わりと皆、変わらないわけで、もうちょっと変わったほうがいいんじゃないかと思った。わたしもだけど。 大人ばかりのせいか、つまらなそうにしていた友人夫婦の娘ハルちゃんが近寄ってきた。わたしに、そっと耳打ちする…

ゴキブリが怖い理由

▼ゴキブリがどうも苦手なのだ。小さい頃は、どうだったのか憶えてないのだけど、今ほど苦手だったとは思えない。 友人夫婦の子ター坊は、ゴキブリが出たとき、ちっとも動じなかった。 以前、職場の同僚で東北出身の女性がいた。彼女は、上京するまでゴキブリ…

ねたみ

▼3,4日前だと思うけど、弁当を作るご主人を取材した番組(NHK 午後7時半~)があった。 そこに出てきたご主人がすごい人だった。毎朝、5時半に起きて自分の分と奥さんの分の弁当を作る。それがまた実に凝っていて美味そうなのである。奥さんが仕事でスラ…

web拍手 日本シリーズが放送されなかった日

▼大根(だいこ)引き 大根で道を 教へけり(一茶) 畑で大根を引き抜いている人に道を聞いたら、今抜いたばかりの大根で道を指し示してくれたという句です。 農家の人が「ほれ、それならあっちだべ」と大根で指している情景が浮かびます。 なんの脈絡もなく…

静電気防止グッズ【Anti Shoc】

▼静電気が苦手だ。そんなもの得意な人はいないだろうけど。 会社で使うキャビネットは、よく静電気がバチッとくる。もう、3、4年ほど静電気防止用にこの商品を使っていますがなかなかいいです。スイス製のAnti Shocという製品。これを静電気がきそうなキャ…

冬気分 トリックオアトリート

▼急に寒くなった。秋を経由せずにいきなり冬になってしまったようで、心のほうが冬に追いついてない。どことなく未だに夏気分を引きずっている。暑さで気だるく始終ボーっとして、あまり締まりがないというか。 そこへいくと冬は寒いせいか引き締まる。目指…

勝利の女神に見放された殉教者たち

▼親戚来訪。 PCの購入について助言した。とくに性能を求めなきゃ、もうノートPCのほうがいいんだろうなあ。増設を必要とするような負荷のかかる作業もないのだろうし。 それはそれは偉そうにアドバイスし、調子に乗ったわたしだ。だが、昼時になぜかわたしの…

強制挨拶

▼友人夫婦の娘ハルちゃんに会う。 小学校2年ぐらいなのに、ずいぶんしっかりしている。右手で頬杖をついて左手で髪を触りながら話す仕草が大人びて見える。話す話題も、クラスの友人の一部とどうも好みが合わないとか、小2なのにもう女っぽい。男の小さい…

肩書き

▼打ち合わせ前、早く着き過ぎたので街をぶらぶら散策。電柱に貼られた手書きの紙を発見。マジックの太く黒々した文字に勢いを感じる。 「お金借りたい初心者は必見!当日融資可能!こちらまですぐ電話!(携帯番号)」 うーん、リアル肝試しだな。最終的に内…

記念日の鬼っ子 ハロウィン

▼なんだかよくわからないものに、ハロウィンの位置がある。 あの所在のなさというか、どうもクリスマスやバレンタインに比べると薄い。記念日の中でも新入社員的立場であり、 何もわからず、とりあえず飲み会のセッティングぐらいは任されるというか、具体的…

夢アンケート コンパ

▼以前ご協力いただいた夢アンケートの結果です。 テーマ「あなたの見る夢に色はついていますか?」 ・白黒 2人(18%) ・フルカラー 7人(64%) ・カラー(単色) 0人(0%) ・日によって異なる 2人(18%) ・夢を見ない・憶えていない 0人…

若者の言葉づかい

▼まるで老人のようなタイトルであるが、この日記は75歳の老人、後期高齢者が書いているのでよいのです。 先日、打ち合わせでお会いした取引先の方の言葉が気になった。それほど堅苦しい打ち合わせではないから「なんか微妙ですね」や「ヤバイですよ」とい…

赤めだか 無能の人

▼赤めだか(立川談春) 立川談志の弟子、談春の修行時代から真打ちになるまでの自伝。 談志が課す厳しい修行。理不尽な命令。談志という人の思惑や優しさは、わたしのような人間に推し量ることはできないものの、落語家にとっての修行とは、辛く、でもやはり…

変な名前をつけない

▼以前の上司から連絡があり、月曜にお会いすることに。ワクワクして昨晩は眠れなかった。自分の中に、そんな中学生みたいな感情が残っていたなんて驚く。研究、研究で生きてきた方なので、わざわざ会って話をするために時間を割いていただけるとは思わなかっ…