玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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無色の喜び

▼わたしの数少ない長所の一つが、気分が安定していることだと思う。だいたい一年中変わらない。機嫌が悪くて周囲に当たり散らしたり、何かを人のせいにすることもない。人のせいにすることは機嫌が良いときにもやっている。人生、常に誰かのせいにしてきた。だから、これは気分とは関係ない。

 

それはいいとして、今回少しばかり落ち込むことがあった。先日、ちょっと血尿が出ました。いくらわたしといえど血尿というイベントがあると若干落ち込む。もはや、ここまでかと大げさに思ったりして。ネットで血尿を調べると、悪い事ばかり書いてあり不安になる。バーナム効果(誰にでも当てはまるようなことが、自分だけに当てはまると錯覚する。占いなど)というのがありますが、ネット上の病気の知識についても似たようなところがある。読めば読むほど重病のケースに当てはまるような気がして、読んでるだけで気が重くなる。

 

そもそも、尿に血が混じっていて健康なわけはない。でも、重病ではなくて、ちょっと調子が悪いだけかも。だから気にしすぎることはない。いつかは「今日のラッキーアイテムは血尿!」笑顔でそういえる時代がこないとも限らない。血尿は友達。もっとポジティブに血尿をとらえたい。そう自分を慰めつつも、やはりこれはけっこうまずいんじゃないでしょうか‥‥、と打ちひしがれて医者へ行くことにした。

 

ただ、血尿といっても、真っ赤っかというわけではなくて、薄い赤、ほんのりピンクである。これ血かなあ?という程度のごく控え目な感じ。何日か前からちょっとお腹が痛くて、それも激しい痛みというのではなく、シクシク痛むようなものだった。

 

医者に症状を話すと尿路結石ではないかといわれる。腎臓で結石が作られて、それが体のどこかを傷つけている可能性があり、尿の中に血が混じっているということ。でも、今日はすでに尿から赤味は薄れていた。ということは、石が小さくて、今は体外に排出されている可能性が高いようなのだ。つまり、なんてことないという。わはははは。そうでしょう、そうでしょう。だから、心配ないといったでしょうよ。医者に行くときは、この世の終わりみたいな顔をしてましたけども。今は痛さもまったくなく、尿は無色である。

 

ネットで血尿について調べているとき「尿が泡立って、いつまでも消えない」という書き込みをみた。肝臓か腎臓に負担がかかっていると、そうなるようです。肝臓と腎臓で泡の立ち方は異なるようなので、適当なことはいえないのだけども。その人は「毎回、泡立って怖いから、いつも爪楊枝で泡を消している」と書いていた。ピンチのときに、これぐらいマヌケなことがいえるようになりたい。

 

 

 

▼今日のドラゴンズドグマオンライン(PS3、PS4、Windows)

オンラインでできるカプコンのファンタジーRPG(基本無料)。インストールに3時間ぐらいかかります。なぜ。

 

 

主人公の他にポーンという召使いのようなものが付けられる。これはよくできた仕組みですね。常にゲームに参加できるわけじゃなく、クランなどのグループにも入りづらい社会人向けにいいかも。自分のペースでゲームを進めることができる。あと、わたしのようにゲーム内でまったく人と接しない人間にもたいへん便利。おまえ、もうオンラインゲームやるなという話ですが。

 

ポーンは、リムストーンの欠片というアイテムを集めることで仲間にできる。ふつうにゲームを進めていくと二人、ポーンが使えるのかな。ところが罠がありまして、ポーンにリムストーンの欠片をプレゼントして絆を深めることができるのだ。わけもわからず一人目のポーンに欠片をあげていたので、二人目のポーンが仲間にできなくなってしまった。通常、主人公を入れて三人パーティーで挑めるはずなのに二人しかいない。これは苦しい。

 

しかも最初のポーンは何を血迷ったか、おじいちゃんにしてしまった。あれほど壇蜜のような愛人ポーンを作ると心に決めていたのに。まあ、でもいろいろあってようやく二人目をつかまえた。主人公とレベル差があるので、レベル上げが大変。

 

 

いろいろ調整したが壇蜜のようにならなかった。そもそもわたしは壇蜜が好きなのだろうか。よくわからない。レベルは39です。先は長い。