▼打ち合わせ前、早く着き過ぎたので街をぶらぶら散策。電柱に貼られた手書きの紙を発見。マジックの太く黒々した文字に勢いを感じる。
「お金借りたい初心者は必見!当日融資可能!こちらまですぐ電話!(携帯番号)」
うーん、リアル肝試しだな。最終的に内臓売らされる。
お金借りたい初心者て。ベテランになってどうする。
▼打ち合わせで4名の方から名刺を頂戴する。
営業本部マネージャー
営業本部ディレクター
マーケティング本部サブマネージャー
営業統括
誰が偉いのかクイズである。胸に1~4の番号札を、偉い順に貼り付けてきてほしい。以前はわたしも「アカウンティング デパートメント ディレクター」という、得体の知れない名刺を持たされていた。ディレクターといえば直訳で指示する人だけど、特に指示する相手もいなかった。
「請求書発行して!税務署と法務局行って帰りにトイレットペーパーと切手買ってきて!」
「了解です!」
自分で自分に指示を出した。ディレクターなので。
なんだろー。名刺に「雑用」とか「置き物」とか刷っとけばいいのに。なので「ディレクター」という肩書きを見ると、トイレットペーパーを買いに行く人かと思っている。