玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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安息の地

▼鶏の胸肉を買ってはシュニッツェル(ドイツ風カツ)を作る日々。胸肉を薄く切って叩いて伸ばし、塩コショウで下味をつけてから小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて焼くだけ。単に鶏を焼いただけであるがシュニッツェルというとなにやら高級感が漂う。「ええ、休日は自宅でシュニッツェルなどを」「ちょっとシュニッツェルをたしなんでおります」などと。なにか日本語がおかしくなってきた気がするが。簡単でおいし。

 

下味にカレー粉、柚子胡椒、クレージーソルトなどで違いをつければバリエーションが出そう。

 

 

 

▼バイオハザードも5ぐらいまでは追っかけてやってたわけですが、あまりに作品が多すぎてどれがどれやらよくわからなくなってきた。基本的に全部ゾンビ撃ってるだけだけど。

 

 

SteamでバイオハザードRE2が発売され、30分1回だけお試しプレイできるのでやってみました。1回だけというのがいいですね。同僚が噛まれてたり(変身間近)、警察署にわけのわからない仕掛け(彫像にメダルを入れると仕掛けが作動する)などがあって「相変わらずだな」という懐かしさがあった。

 

私も、元同僚である警察官の死体をためらいなくナイフでサクサク刺したり(ゾンビだと動くことがある)、およそ現実感のない非人道プレイをしていた。あの頃と変わってない。懐かし。

 

 

最近は有料ゲームでも気前よく配布することがある。やってないゲームが山積みに。すごい世の中だ。お年玉を握りしめてファミコンのカセットを買いに行った(4980円ぐらい)のは昭和の思い出。そもそも物(DVDなど)で買うこともなくなり、データ配信されたコンテンツを買うようになってしまった。

 

海洋サバイバルゲーム「Subnautica」だけはクリアしたものの他は全部積まれている。「Company of Heroes2」「Endless Space」「For Honor」「Leggo The Hobbit」「Life is Strange」「A Story About My Uncle」「Minion Masters」「Murderous Pursuits」「SOMA」などなど、全部タダでもらったのだけどやる時間がない。お金を出して買った物も山積みである。

 

今、私が中学生だったら大変だろうなあ。一日中やってると思いますよ。よかった中学生じゃなくて。さらにフリーのゲームが山ほどあるのだから。オンライン化しているものも多くて、そうなると1度クリアして終わりじゃなくて、ちょこちょこバージョンアップしたりイベントを開催したりする。終わりがない。どれから手を付けてよいかわからず、まったくやる気がしなくなっている。

 

仕事は? という気がするけど。

 

 

 

▼テニスの全豪オープンで大阪なおみ選手が優勝。優勝した瞬間、画面上部に臨時ニュースが流れ「大阪なおみ選手が優勝」と出るのですがNHKはなぜあれを流すのだろう。「いや、今観てたけどね」となる。相撲でも優勝が決まった瞬間、同じことやってますけども。臨時ニュースにしないと怒る人がいるのだろうか。謎は深まるばかり。

 

大阪選手の優勝についてどう思うか、街の人の声を拾っていた。「すごい」「同じ日本人として誇りに思う」などありますが「どうでもいい」という人はいないのかな。賞讃のみである。円グラフにして「すごい」「すごくない」「どうでもいい」と分類したほうが、それこそ「街の人の声」になるように思うのだけど。それとも番組の時間調整に都合よく使われているだけで、本来、街の人の声などどうでもいいということかな。わからんことばかり。

 

これはもう何度も書いてますが「同じ日本人として誇りに思う」という人は、日本人が海外で罪をおかしたときも「同じ日本人として恥ずかしく思う」のだろうか。それが公平な態度に思うのだけど。私はあまり帰属意識がないのか、大阪選手が勝ったのは大阪選手のみの功績であって、だから同じ日本人が海外で何かやらかしたとしても、それはやらかした人の責任でしかなくて恥ずかしくもなんともない。

 

思えば、同じクラスに40人いたとして半分は異性なので普段遊ばないのでおいとくとして、20人のうちいつも遊ぶグループが5,6人で、本当に気が合うのがクラスの中で1人いればまだよくて、2人いればかなりついていると思う。同じ日本人なのに20分の1ぐらいしか気が合わないことになる。だからか、あまり「同じ日本人として」と言われても、そうかなと思ってしまう。同じ日本人でもそんなに仲良くないのでは。「外に出れば7人の敵がいる」という言葉のほうがしっくりくる。

 

ちなみに元上司はこの言葉も否定していた。「家の外だけなんてことはない。真の敵は中にいる。男が心の中にひっそり育てた花園を爆撃して焼き払うのが妻だ!」と言っていた。なぜ結婚しましたか。この世に安息の地はない。なんの話してたんだっけ。夫婦二人ですら考えが違うのだから、同じ日本人などとてもとても。

 

 

 

▼映画の感想「ヴェンジェンス」を書きました。ニコラス・ケイジが活躍する勧善懲悪もの。とにかく喋りませんね、ニコラス・ケイジは。顔芸だけで乗り切った感がある。悪者がきっちり成敗される後味の良い作品でした。