玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

このブログの内容はすべてフィクションです

サカナミ君

▼木綿豆腐の味噌漬けを作る。濃厚。写真はレシピサイトのものをお借りしました。

水をきった豆腐(安いやつでOK)をオーブンペーパー(ガーゼでも可)でくるみ、その上から味噌をミリンで溶いたものを塗ります。さらにラップでくるんで容器に保存し冷蔵庫へ。3日ぐらい経って味噌が豆腐に染みたら完成。水が出るので毎日、水だけきります。簡単。薄く切るのではなく、正方形に切ったほうが美味しい。切り方で味がだいぶ変わる。そんなにたくさん食べるものじゃなく、一切れだけでいい。

 

これがチーズのように濃厚でねえ、じゃあ最初からチーズ食べればいいじゃんという気もするが。お酒のおつまみなどに合いそうです。私、飲まないからよくわらんけど。珍味っぽい味がするのだ。是非是非。お正月にまた作ろうかなあ。

 

 

 

▼キングコング梶原さんの長男のお話。

友人に教えてもらったのですけど不思議な話で面白かった。お笑い芸人の梶原さんの長男とうじ君(11才)には、幼稚園の頃からサカナミ君という友達がいる。ところがクラスにはサカナミ君という友達はいない。とうじ君の話によると、彼がいじめられているときにサカナミ君は先生を呼びに行って助けてくれたりもする。サカナミ君は、とうじ君だけにしか見えていないというもの。

 

ここだけ聞けば、サカナミ君というのはとうじ君のイマジナリーフレンド(子供が作り出す空想上の友達)なのかなと思う。だけど、サカナミという名前を幼稚園の先生に確認したところ、その幼稚園の前の前の前の園長がサカナミ先生(現在は亡くなられている)だったという。幼稚園の先生によると、他の子供たちの中にもサカナミ君を見る子供がいるという。とうじ君は過去の園長の名前がサカナミということは知らず、この動画の撮影で初めて知ったという。なかなか面白い話でした。

 

梶原さんがお子さんの話を聞く様子がとてもいいんですよね。否定するような素振りもなく、すごく自然に接していて。娘のかんなちゃんも観察力があって、とてもかわいい。かんなちゃんは、とうじ君がサカナミ君と話すところを何度か見ているが、かんなちゃんにはサカナミ君が見えていない。でも、かんなちゃんはとうじ君を馬鹿にする様子もなく受け入れていて、サカナミ君についてはイマジナリーフレンド(という言い方はしてないが)だと思っている。かんなちゃん、すごいな。

 

むしろ梶原さんのほうがどこかでサカナミ君のことを幽霊か座敷童だと思っているような。サカナミ君が現れるのは4月から5月に多いらしく、サカナミ先生の命日も春だったという。

 

この話どう考えればいいのだろうなあ。サカナミ君というのは、とうじ君のイマジナリーフレンドだと思う。とうじ君の話で矛盾している箇所がある。「いじめられているときにサカナミ君が先生を呼びに行ってくれた」の部分。とうじ君は自分以外にサカナミ君が見えないと言っているから、助けを呼びに行っても先生には姿が見えないのでは。とうじ君は嘘をついているというのではなく、そう思い込んでいるだけに思える。

 

不思議なのは、どこでとうじ君はサカナミという名前を知ったか。珍しい名前で偶然とは思えない。興味深いのは、とうじ君以外の子供でもサカナミ君を見るということ。これねえ、一種の実験なのかな。幼稚園の保育士の中に変わった先生がいたんじゃないのかなあ。園児が泣いているときなどに「先生もさびしいときに、サカナミ君ていう子が助けてくれるんだよ」などと、サカナミ君を意識に植え付けていくのでは。だから他の園児の中にもサカナミ君が出現するようになる。

 

なぜ先生がこんなことをしたかといえば「面白いから」ではないか。というのも、私も知人の子供に「茶色い牛はオス、白地に黒ぶちの乳牛はメス」「犬はオス、猫はメス」「私の職業は、レンコンの穴を彫刻刀でくりぬく仕事」などの嘘を信じさせようとしていた。わりと本気で。動機は「面白いから」である。そういうどうしようもないことをやる人間がいる。

 

梶原さんが言っていた「サカナミ君が現れるのは4月5月が多い」というのも、この時期はクラス替えなどで環境が変わる季節であり、人間関係の問題が出やすい。イマジナリーフレンドの出現回数が増えてもおかしくない。さて、本当のところはどうなのでしょう。気になる。

 

 

▼ドラゴンクエストライバルズ(カードゲーム)を久しぶりにやる。あのー、ネットゲームをですね、久しぶりにやると大変。殺人オニゴッコ「Dead by Daylight」もそうでしたけど。昔のゲームのように一人用だといいのです。だけど相手がいるマルチプレイのものだとちょっと困る。

 

ゲームを集中してやって上のランクに行ってしまい、パタリとやめる。で、たまにやってみようかなあと起動させると初心者同然の腕前になっている。そんで、ランク自体はそんなに落ちてないものだから、プレイした時にものすごく足を引っ張ることになるのだった。怒られることもあるし。初心者レベルから始められないし。あとボコボコにされるし。悲しいし。

 

なんだかんだでまた少しやっている。FaeriaやMagic Duelsもやりたいけど、これは本当に時間かかる。カード性能を憶えるのが本当に大変で、これ憶える時間で簡単な資格なら1,2個とれると思うんだけど。じゃあ資格とれやという話。

 

 

▼映画の感想「ドント・ブリーズ」を書きました。新しいシチュエーションホラー。まったく同情できない主人公が登場。怖かったです。

 

あと「ヒトラーのわすれもの」を観ました。今年観た中でベスト3に入るのではないか。観て観て。人の心を忘れた私の目にも涙が。感想書こう。