玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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ドラゴンボール フュージョンワールドで怒られる

▼卑屈くんに執拗に薦められ続けたカードゲーム『遊戯王』(steam版)をやる。2年ぐらいいわれ続けて、ようやくインストールした。ターン制カードゲームで、召喚のコンボが複雑。相手の番に目まぐるしく召喚が行われても、早すぎて何がなんだかさっぱりわからない。わからないまま死ぬ「わからん殺し」を久々に味わう。遊戯王のコンボより公認会計士試験のほうが簡単といっていた人がいた。公認会計士に怒られると思っていたが、遊戯王は公認会計士試験より難しい。間違いないんだ。

 

そして待ち時間がえらく長い。レビューに「待ち時間で皿が洗える」と書かれており、いくらなんでも大袈裟だろうと思ったが、皿が洗えるどころか天竺までお経を取りに行ける。帰ってきても、まだ相手の番かもしれない。とにかく1ターンの待ち時間が長すぎて気絶した。この世界に向いていなかった。アンインストールが私の答え。

 

卑屈くんとカードゲームの話をしていたら、通りかかった虫ちゃんに「カードゲームやってる人って陰険で性格悪そうなイメージ」といわれる。偏見である。アホか。陰険で性格悪そうなイメージではなく、陰険で性格が悪いんです。前世で石を投げられ、村を焼かれた者たちが転生し、世間に復讐しているのがカードゲーマーだからな。知らなかったのか。しかし、カードゲームというのは相手の嫌がることをやるのが勝利への最短距離、そりゃ性格もこんなに歪みます。ほっといて。

 

 

最近オンライン版のサービスが開始されたドラゴンボールのカードゲーム『フュージョンワールド』を始めた。面白いので驚く。ゲーム会社はバンダイナムコ。はっきりいってバンダイはゲーム会社としてまったく信用できない。ナムコがくっついたことでようやくちょっとマトモになったイメージがあるけど。子供の頃、バンダイのクソゲーに山ほど煮え湯を飲まされてきた身としては「バンダイね‥‥」となるのは無理のないところ。

 

予想に反してというのは失礼だけど、カードゲームとしてはとてもよくできている。豪快なドラゴンボールの世界らしからぬ緻密なコスト管理が必要。序盤耐え忍んで後半にじわじわとその差が出てくるような作りになっている。面白いけど地味。

 

カードゲームは最初にどのデッキを購入するかが重要になることもあるので、YouTubeの配信を見てから始めた。構築済みデッキ2つを買うとよいというので赤と緑を買う。デッキは赤、青、緑、黄と4色あり、それぞれ戦い方に特色がある。同じ色でないとデッキが組めない。2つ買ってしまったせいで、ブースターパックというやつを引けなくなってしまった。構築済みデッキを1つだけ買って、あとはブースターパックでも良かったかもしれない。しかし、1つだけだと飽きるし難しいところ。現環境では赤か緑のユーザーが多く、次に青だろうか。黄は本当に少ない。

 

ブースターパックは10個まとめて開封するとSRという強いカードが1枚保証されるので、10個まとめ買いできるまでゲーム内通貨を貯めた方がお得。だが、すぐに引いてしまいたい心理もわかるのだ。動画配信者の方は10個貯めないうちにバラで購入してしまい、コメントで「なんで貯めずに開けるんだよ」「アホすぎる」「会社での立場がよくわかる」「仕事できない奴のムーブ」など散々罵られ、かわいそうだった。そんなやいのやいのいうな。カードゲーマーの性格の悪さを確認した。そういうゲームです。面白いので皆様も是非是非。