玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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パソコン修理と運命の浮かれた少女

▼年賀状づくり。住所録ソフトが入っているのが15年前ぐらいのSONYのVAIOで、1年に1度だけ起動して住所を印刷している。データを移行すればいいが面倒臭くてやっていない。今年もどうやら動いた。1年に1度の生存確認という肝試し。私が逝くのが早いか、年賀状PCが逝くのが早いか、今年の勝負も互角だった。

 

 

▼どうしてもノートPCは初期不良が多いような気がする。VAIOは何度か無償修理してもらい、こうして生き延びているが東芝やコンパックは早く寿命が尽きた。日立が意外とよくて5年ぐらい使ってたな。デスクトップPCはここのところiiyamaを使っている。パーツを指定して自分好みに組めてスペックは高い。本当は自分で全部組めばいいのだけど根性がない。あと、組み上げて起動しなかったときの絶望感が怖すぎてあまり組みたくない。自分で組むと、なんの保証もないからな。

 

 

▼あいかわらずMarvel SNAPで遊んでいる。

ランク100には早々と達したものの、そこからが地獄だった。今まではチュートリアルに等しかった。対戦すると見たことのないカードで惨殺される、わからん殺し、初見殺しが始まったのです。カードゲームあるある。

 

ぽちぽちとカードを集めていくしかない。私が使っているのは移動デッキで、地形によってはそこそこ勝てるのだけど、毎回同じデッキというのも飽きてしまう。かといって、違うデッキを使えば惨殺されるわけで悲し。

 

 

▼知人がYouTuberの家に遊びに行った話を聞く。一番驚いたのがトイレだったとか。羽美翔という高級トイレットペーパー(1ロール千~二千円)を使っているという。とろけるような使い心地らしい。あの商品は贈答用かと思っていた。常に金が不足しているギャンブルYouTuberという設定でやっているので、身なりに金をかけるわけにもいかず、結果、家の中の物にものすごい金額をかけているのだとか。儲かっているYouTuberは尻を甘やかしている。金の使い方、おかしくなってるな。今日はそれだけ憶えて帰っていただければと思います。

 

 

▼お世話になっている会社へ。出木杉くんが激怒した話を聞く。営業のEさんにいわれたとおり、技術のスケジュールを確保し、仕事が入るのを待ち構えていたところまったく入らなかったらしい。技術に頭を下げてスケジュールを白紙にした。するとEさんは「仕事とったぞ」と、まったく違う仕事をとってきたが、それは既存のシステムを大改造しなければならないもので、間に入っていた出木杉くんは技術にめちゃくちゃ怒られたのだとか。よくある話。

 

「仕事以外の部分で苦労するのがバカらしい」というのが出来杉くんの言い分だが、それをみんな仕事としてやっている。いった通りにやらない人というのは一定数いて、外だけでなく社内に向けても駆け引きをする人がいる。受注できないなら正直にいってくれればいいが、周りへの見栄なのかわからないが、出来そうな感じを見せる人がいる。慣れてくると「この人が半々といったときは、ほぼない」とか「99%大丈夫といったときは半々」とか、癖が読めてくる。そんなどうしようもないことしないでほしいと思うが、いって治ったためしがない。

 

出来杉くんには「すべてが修行」といったが、もうこれ以上ないほど不満そうな顔をしていた。わはははは。私はお調子者のEさんに、かつては「どういう拷問で殺したら楽しいかな?」と思っていたが、それも三週間前のこと。今は仏の心境ですよ。ほほほほ。私も成長した。

 

 

▼はてなブログがアップデートされ、AIが記事の内容を読んで適当にタイトルをつける機能が追加された。今回の「パソコン修理と運命の浮かれた少女」がそれ。パソコン修理はともかくとして、運命の浮かれた少女はどこからきた。行方不明。他にも候補として「PC組み立て師の嘘と癖に挫折する私」「パソコン修理と運命の浮かれた少女の行方は?」「不満そうな顔の修行者:VAIOという運命の少女」があった。

 

ひょっとしてAIは「VAIO」というノートPCの名前を、少女の名前として認識しているのか。とはいえ、やっぱり、おまえ何も読んでないなと思う。今後しばらくAIにタイトルをつけてもらいます。

 

 

▼映画の感想『さかなのこ』『お早よう』を書きました。『さかなのこ』はさかなクンの自叙伝を映画化した作品。ほのぼのコメディではあるが、ちょっと引っ掛かる部分も。

『お早よう』は小津安二郎監督作品。昭和ののんびりした雰囲気。どちらもそこまでお薦めしません。