玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

このブログの内容はすべてフィクションです

テレビショッピングで迷惑をかける人

▼外出。ドアにクリスマスリースが掛かっている家を見かけた。もう今年もそういう季節か。

 

ヘッドセットが壊れかかっていたので秋葉原で購入。秋葉原も雰囲気は変わったが、路地裏にはあいかわらず怪しげな店舗がある。常設ではなく、翌週に行けばもう違う店が入っているような感じ。不良品をつかまされても交換にいけない。安くて怪しげな家電やパソコン関連商品が多い。胡散臭さと猥雑さが入り混じり、不思議な魅力を感じる。ヘッドセットが600円という安さだった。大丈夫か、これ。ヘッドセット型の耳当てでは。怪しみつつ買う。

 

お世話になっている会社へ。人の不幸で今日もご飯がおいしいという卑屈くんと話す。卑屈くんの最近の趣味はテレビショッピング鑑賞。商品を買うために観ているわけではない。商品紹介後、販売員の方が「ただ今から30分だけ、特別にこのお値段で販売しております。1分でも過ぎたら注文をお受けできません」というのを待っているのだとか。

 

そこで時間が過ぎたあとに電話をし、本当に買えないか確かめているという。なんと迷惑な暇人。結局どの商品も買えるのだとか。そりゃそうだろうよ。オペレーターに「買える」といわれると「受付時間過ぎてますよね。僕はそういういいかげんな会社はお断りします」といって電話を切るという。アホか。会社のほうがおまえをお断りしたいわ。卑屈くんは自分の行為を「令和の世直し」と呼んでいた。令和の狂人だと思う。卑屈くん、まだ病名がない新しい病気にかかっているのでは。

 

なるべく早く天に召されてほしい。

 

 

▼MARVEL SNAP

オンラインカードゲームのマーベルスナップで遊んでいる。あまりに良くできていて驚く。カードゲームはどうしても早い時期にゲームを集めた人が有利だし、強力なカードを持っていることも多い。また、1ゲームにかかる時間も多い。そういった問題点をうまくクリアしているように思えた。

 

3つの陣地のうち2つをとることが勝利条件で、簡単なルールながら戦略性は高い。陣地それぞれに多様な特殊効果がランダムで発生する。毎回違う戦略を取ることが求められるし、強いカードを持ってるから勝てるとは限らない。このランダム性がとても面白く作用している。

 

このゲームはポーカーのように、ゲーム中に低ペナルティで降りることができる。敗北濃厚な対戦は降りて、勝ちが確定的な対戦でSNAP(掛け金をつりあげる)ことで報酬も上がって行く。カードがそろわず降りても、やりようによってはトータルでは勝ち上がれるようになっている。

 

1試合5分程度という短さなので、あと一回あと一回と永遠に遊べてしまう。学生の頃にこのゲームがなくて本当に良かった。昔ならば永遠に遊んでいただろう。自制心のある大人なので5時間で辞めることができた。成長した。無料で始められますし是非是非。

 

 

▼MLBの大谷選手がエンゼルスからドジャースへ移籍したニュースをみる。エンゼルスの赤と白を基調としたユニフォームが似合っていたけれどドジャースか。来年は打者に専念ということで、どれだけホームラン数が伸びるか楽しみ。

 

契約金の総額が10年約7億ドル(1015億円)というのでビビる。国か。トンガ(5億ドル)やドミニカ(6億ドル)のGDPより多く、もう大谷国を名乗って問題ない。国民になりたい。ニュースサイトでは「日給2780万円、分給2万円」と話題になっていた。1日働いただけで国民の99%以上の年収を上回ってしまう。お金だけがその人の価値ではないにしろ「労働とはいったい‥‥」となってしまうな。

 

一方、私はスーパーで298円の贅沢プリンを買おうか深く悩んでいた。