玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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体育の出席日数が足りない夢を見る

▼今日も今日とて、日本不審者情報センターのサイトを開き、不審者を監視する。フシセン鑑賞、これがデキるアラフィフの趣味とうかがっております。この寒いのに朝から露出をしている人間がいて、まさに身が引き締まる思いだ。変態は季節を選ばない。わたしも負けずにがんばろう。

 

 

▼ここ10年ぐらい、朝はトースト、サラダ、ソーセージ2本もしくは卵焼き(1日おき)、コーヒー2杯(ブラック1杯、ミルク・砂糖入り1杯)、リンゴ、バナナというのを繰り返してきた。ついに飽きたかもしれない。いや、飽きていたのだ。飽きていたと知りながら、だらだら7年ぐらい続けてきた気もする。みな、何を食べているのだ。

 

朝は難しい。作る時間は5分以内、献立を考える暇もない。決まったものを自動的に作って流し込むだけ。仮に、何か美味しい食事を作ったとて、楽しむ精神的余裕がない。朝は戦争であり、硝煙弾雨の中、眠い目をこすりつつ出撃するのが企業戦士。欲しがりません勝つまでは。月月火水木金金。リゲインリゲイン僕らのリゲインではないか。何歳に向けて書いてるのかサッパリですけど。

 

だからですね、考えてから書かないと駄目なんですよ。勢いだけでいこうとするから。サマセット・モームも「ある程度全体を考えてから書け」って、書いてたもの。ともあれ、新しい朝食を考えています。

 

 

▼高校を卒業してから30年ほど経つが、いまだに体育の出席日数が足りなくて留年しかかる夢を見る。起きてから(良かった‥‥もう卒業している)と胸をなでおろす。もう四十半ば超えてますけど。

 

高三の三学期、体育の授業を規定の出席日数ギリギリまで休んでしまった。受験勉強に集中するため、そういうことをする生徒は周りにいたかもしれない。私も受験はしたが、それとは関係なく、ただ単に休んでいた。たくさん寝たかったという純粋な動機。計算を間違えたのか、あと1回休んだら留年というところまで休んでしまった。恐ろし。その恐怖が忘れられず30年ビビり続けている。これ、一生ビビるのでは。

 

なぜ悪夢を見るのだろうか。実は悪夢というのは問題解決の糸口になっていることも多いという話を読んだ。自分の苦手な部分を克服したり、過去の失敗を繰り返さないよう、あえて嫌な記憶を完全に消さないという説もあるとか。悪夢を見る回数は大人になるにつれて減っていき、個人差はあるが、大学生で月2回程度、成人でも年1、2回程度に減少するのだとか。私、週2ぐらいで見るんだけどな。

 

学校遅刻シリーズ、数学英語赤点シリーズ、体育出席日数不足シリーズ、これらをローテーションで繰り返している。30年の長期上映なのでさすがに新しい展開が欲しいところ。もう留年してもいいと思う。

 

なぜ夢を見るかといえば、脳を休めるためや情報を整理するためと聞いていたが、睡眠学者の柳沢正史さんは、クラゲは脳がないのに眠るといっていた。眠りについて、わかっていないことは本当に多いという。なぜ「眠る」という危険な行為をする生物が、淘汰されずに生き残ったのかは大きな謎らしい。たしかに眠るぐらい無防備なことはない。それでも生き物は眠らねばならなかったのだろう。

 

目の働きが関係するのだろうか。夜何も見えない暗闇で移動する危険をおかすぐらいなら寝た方が安全だったとか。しかし、夜行性の生き物もいるわけで、そう単純な話ではなさそうだけど。わからないことばかり。