▼今年初めてのスイカ、梨を食べる。旬の物を食べ忘れていた。しかし、梨の値段が高くなっていることに驚く。１個３００円ぐらいした。前からこんなに高かっただろうか。この時期の梨は少し早いかと思ったが、十分甘くて美味しかった。
いつのまにか一週間のメニューが固定化され変化がなくなっていた。毎日違う物を食べたいという欲と、面倒だからメニューを考えたくないという欲、面倒くささが勝利した。今、考えると給食のメニューというのは本当にすごい。栄養を計算しつつ、飽きないように毎日違う料理を出すという。知人が栄養士をやっていたが「前の担当者が作ったやつを踏襲しているだけだから、実はそんなに大変じゃないよ」といっていた。なるほど。じゃあ賞賛するのやめとこ。
私は食べ物に関心も執着もなくて、三食牛丼でもまったく気にならないのだろうな。行列のできる店に並ぶとか、美味しい物を食べに行きたいという欲がない。特に味がわからないというわけでもなく、食べればもちろん美味しいけれど、なければないで気にならない。ものすごく得な舌だと思う。知人に「ブドウはシャインマスカットしか食べられない」という人がいて、こだわりを持ってしまうとなかなか大変に思える。一度上げた生活レベルはなかなか落とすのが難しい。私はシャインマスカットでなくても食べられるし、その辺に落ちているブドウも平気で食べられる。ブドウ、落ちているの見たことないけど。誰か、私の前に落としておくれ。
▼AI生成、海沿いの街。
PixAIというサイトで、無料でLoRA学習ができるサービスが始まりました。LoRAは小さいモデルのようなもので、画像にさまざまな特徴を持たせることができる。この画像は光を美しくするLoRAを使っている。目の虹彩を精密に描写したり、背景の書き込みを細かくしたり、特定の人物に似せたりなんてこともできる。
LoRA学習は、マシンスペックにもよりますが、個人PCで１時間ぐらいかけてやっていた。それを性能のいいクラウドサーバを借りてやれるという話。ありがたや。１度LoRAを作ってみたものの、画像を選択するだけで細かい設定はできなかった。以前に自分で作ったLoRAと比べて、品質が大幅に低下していて悩む。以前に作ったものは５枚の画像を学習させ、今回は１００枚も学習させたが、なぜか５枚のほうが圧倒的に出来がいい。がんばって豚骨を削ってスープから作ったが、インスタントラーメンの方が美味かった感じ。無情。
以前からAIは手指の描写が苦手といわれている。手、指を矯正するのはembeddingでやることが多く、LoRAはあまりないように思う。５本指を直接出すのはなかなか難しいとして、それ以外の本数（１～３本、６本以上、指が溶けている）画像を学習させて、それをNegative（否定）側に突っ込んでしまうということはできないのかな。つまり、ブルーハワイ、レモン、メロン味などの画像を禁止した結果、最終的に残ったイチゴ味（５本指）のかき氷だけが出力されるということができないだろうか。
▼久しぶりに中日戦を観る。ドラゴンズ勝夏フェスティバルと銘打って、がんばっているのだな。勝夏フェスティバルの間に８連敗したようで、完全に負夏フェスではないか。負け方ひどくて悲しい。
バスケットボールのワールドカップというのが始まっていて観る。日本×フィンランド戦。テレビをつけるとアナウンサーと解説が絶叫しており、げんなりする。自分より興奮している人がいると、どこか醒めてしまう。会場の応援は日本一色でフィンランドがかわいそうになる。せめてアナウンサーだけは中立でいてほしいが、事前に準備をしたり、取材をして選手と接っしたりするとどうしても感情移入してしまうのだろう。テニスやゴルフのようになるべく競技者の邪魔をしないという方向にはいけないのだろうか。資金がなくて、自国で開催できない国は、常に敵地の応援のプレッシャーの中で試合をやることになる。という反発からか、気づけばフィンランドを応援していた。
試合は第４クォーターまでフィンランドが１０点差でリードし、フィンランドの勝利は確定的に思えた。ところが日本が奇蹟的とも思える追い上げで、逆転勝利を飾った。ワールドカップ、オリンピックを通じてヨーロッパ勢に勝ったのは初となる歴史的勝利という。うーむ、素直に喜べない。だってフィンランド応援してたから。そっち側に感情が入ってたから。私だって本当は日本を応援したかったんだ。
知人から「バスケ観ました？ もうめちゃくちゃ興奮しました！」というメッセージが届く。「フィンランド応援してた」と返事をすると「非国民！」と返ってきた。1945年以来の懐かしい罵倒を受ける。今日のオーストラリア戦も楽しみ。
▼映画の感想『AI崩壊』を書きました。気づけば悪口ばかり書いていた。だってひどいんだもの。
