玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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選手紹介の恥ずかしさ

▼ボクシング井上尚弥×フルトン戦の放送を観る。ボクシングを観るのは何年振りなのかな。あれほど試合を完璧にコントロールできるものなのかと驚いてしまった。まったく危なげなく見えた。井上24勝無敗、フルトン21勝無敗という無敗同士の対決だったが、あそこまで実力差を感じる展開になるとは思わなかった。すばらしい試合でした。

 

井上戦までに何試合か放送されていたが、それらの試合もぽつりぽつり観ていた。ボクシングはまったくわからないが、試合どうこうというよりも、あの呼び出しみたいなのが慣れない。相撲でいうならば力士が土俵に上がる際「ひぃがぁ~し~、ほうしょ~りゅう~」などと呼ぶあれである。リングアナが、独特の節回しで「やぁまぁだぁ、たぁ~ろぅ~」などと選手紹介をする。あれが何か、恥ずかしくて聞いてられない。リングアナは選手紹介に命をかけているからか、ためにためる。そこまでためるかというほどためて個性を出そうとする。不思議なことにリングアナが外国人だと恥ずかしくないが、日本人がやっているものを聞くと恥ずかしくなってしまう。なぜだろう。どこか無理している感じが出るのか。おまえ、本当はそんな人間じゃないだろうという。相撲の呼び出しでそういう気持ちになったことはない。味があるし、いいものだとすら思う。

 

Googleで「ボクシング選手紹介 恥ずかしい」と検索したところ、誰もそんなことは思ってないようで「恥ずかしい試合はできない」などの記事ばかりでてきた。そりゃそうだ。私はGoogle chromeにChatGPTプラグインを入れていて、何か検索をすると自動で検索内容をChatGPTに問い合わせてしまう。「ボクシング選手紹介 恥ずかしい」についてChatGPTが答えていた。

 

「このボクシング選手は、非常に優れた技術を持ちながらも、時折恥ずかしい瞬間も経験することがあります。しかし、彼の努力と情熱は誰もが認めるところであり、試合では常に全力を尽くしています。彼は挑戦を恐れず、逆境にもめげずに戦う姿勢で、多くのファンの心をつかんでいます。彼の成長と共に、恥ずかしい瞬間も含め、多くの感動的な瞬間を見ることができることでしょう。彼はさらなる成功を目指し、世界にその名を轟かせる日を夢見ています。」

 

誰なんだ。適当すぎるぞ。おまえのことは本当に信用したらいかんな。

 

 

 

▼PIXAIで、かき氷を食べる猫を作った。

 

足元に、猫に獲られた蝶が転がっている。特に「捕獲された蝶」などはプロンプトに入れなかったがこうなることもあるのだな。

 

 

 

▼映画の感想『わが町』を書きました。明治、大正、昭和を生きたちょっと迷惑な男の人生。古い映画なので言葉が独特で少し聴き取りにくかったです。