玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

このブログの内容はすべてフィクションです

2022年に観た面白かった作品

▼今年のM-1グランプリはウエストランドが優勝した。今更観たのだけども。悪口だけいいまくって優勝とは面白かったなあ。ウエストランドは爆笑問題のラジオにたまに出ていた。爆笑問題のどちらかが休んだとき、代打での出演が多かった。爆笑の田中さんがウエストランドの井口さんをボロクソにいうのが面白かったのだ。親でも殺されたのではないかというぐらいの悪口。

 

ウエストランドの井口さんは、ひがみ芸に味がある。どうせ俺なんて、がよく似合う。でも、今後は変わっていくのだろうか。M-1優勝した今、どうせ俺なんてが使いにくい。優勝したことで、きちんと評価されてしまった。こういう芸風の人は少しやりにくくなるだろうが、それでもやり方や立ち位置を変えて生き残っていくのだろう。

 

年齢を重ねたことで表向き穏やかになる人もいる。久しぶりにビートたけしをみたら、すっかり大人しかった。今のお笑いにもあまり興味ないのかな。もう75歳だし、それも無理はない。昔は誰彼かまわず噛みついて、それが面白かった。でも、自分が権威になってしまった今、噛みついてしまうと弱い者いじめのようになってしまう。自分を慕っている芸能人も多くて、けなした相手が自分のファンだったりするとかわいそうで、それもやりづらいのだろうか。下から噛みついている方が似合っている人で、だから年長者というのは難しいというか、ちょっと窮屈でかわいそうに思えるのだ。

 

べつにこれは芸能人だけの話でもなくて、みんな年齢に応じて振る舞いを変えていく必要があるのだろう。私、ここ十何年、なんにも変わってない気がするのだ。凍りついたような停滞で進歩がない。相変わらず内容のないブログも書き続けている。ゲームもやり続けている。まっとうな40代としての活動がいっさいない。ふるさと納税してみたり、小銭を稼ごうと仮想通貨でなけなしの小遣いを溶かしたり、パパ活サイトに登録したのが嫁にバレて別居されたり、そういう40代らしさがまったくない。いつの間にか友人Nの悪口になっていた。アホの40代を挙げてしまった。

 

 

 

▼『ビューティフル・レターズ』という映画の感想を書いたら、お叱りのメールをもらった。「あなたは心がゆがんでいるから、そう見えるだけです」と書いてあった。しくしく。昨日のブログで「年末まで怒られる人」について書いたが、それは私のことだったか。30日まで怒られている。来年は怒られない人になりたい。小学生並みの目標を冬空に誓う。

 

 

 

▼映画の感想に、2022年に観た面白かった作品を書きました。今年は5本増やして30本にしました。今年はアニメを多く観た年だった。映画もいつか飽きる日がくるのでしょうか。

 

戦争とコロナの2022年も間もなく終わる。来年こそよい年に。