玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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人を見た目で判断する B100X

ヤンニョムチキン(クラシル)

最近よくヤンニョムチキンを作っている。コチュジャンベースの甘辛いタレが食欲をそそる。美味しいことは美味しいんだけど、エビチリそっくりの味。エビチリのソースでチキンを食べているだけという。レシピに、部位は鶏モモ肉と書いてあるが胸肉でも手羽先でもどこでもよい。最後にはみなエビチリになる。美味しいです。

 

 

 

▼打ち合わせに現れた男性はサングラスをかけ、金髪の長髪をなびかせ、アロハシャツに短パン、サンダルといういでたちだった。左手に扇子、右手はアイスのガリガリくんを持っている。ここは会議室じゃなくハワイだったのかもしれない。クールビズの時代とはいえ、ここまで自由とは。驚いたことに彼が司会だった。

 

打ち合わせは「本日はお忙しいところありがとうございます」とごく普通の挨拶から始まった。親指と小指を立てて「アロハ~」ではなかった。奇抜なかっこうをした常識人という。打ち合わせは問題なく進んだが、スケジュールのところは一週間ほど長めにするよう主張した。隣席のTさんから帰り道、なんで一週間も長く納期をとったか訊かれる。

 

なんでって、サングラス、金髪、アロハの奴が納期をちゃんと守るだろうか。絶対、こっちにシワ寄せが来る。ダンスパーティーで大麻をやって捕まるかもしれない。間違いない。それを見越しての一週間である。そういったら「人を見かけで判断したらいけないですよ」とたしなめられる。

 

よく耳にする格言だけど本当にそうだろうか。今まで常に人を見た目で判断してきた。私だけではなく、他の人もきっとそうだと思う。初対面の人間は見た目しか判断材料がない。過去の経験と照らし合わせ、危なそうな人は避けつつ、危険を回避してきた。大事なことは、どんな見た目の人であろうと理由なく不利益な扱いをしないことに思える。「人を見た目で判断しない」といっても、そもそも見た瞬間に、人は自動的に判断している。判断しないことは不可能だ。

 

独断を父に、偏見を母に生まれてきたのが私という忌み子。これからも人を見た目で判断していきたい。独断と偏見でゴー。

 

 

 

B100X(オンラインゲーム)【スマホ、PC】

 

ひたすらダンジョンにもぐり戦闘を繰り返していくだけのゲーム。戦闘自体は自動なのでやることはありません。拾ったアイテムを合成し「ぼくの考えた最強の武器」を作るのが楽しい。ユニークなスキルが多く、いろんな組み合わせができます。女神転生で強い悪魔を作ったり、ウィザードリィの武器拾いが好きな人は楽しいかも。グラフィックもファミコンのような懐かしさ。動画を観たり、何か作業をしている裏で流しといて、しばらくして様子をみるといいアイテムが出てたりする。

 

 

千階までいけば一応クリアなのかな。千階いけば他のプレイヤーと対戦できますが瞬殺された。道は険しい。地味ながら楽しい放置ゲーム。

 

 

▼映画の感想『マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~』を書きました。恋愛ものかと思ったら社内の権力争いを軸にしたストーリーで面白かったです。物語が暗く、5話ぐらいまでは観るのがしんどいですが段々面白くなってきます。おじさんがいい人なので心を打たれる。パク部長、ほんとにいい人! 周りは異常者ばっかりだけどな。

 

久しぶりに観たちゃんとした大人を観た気がした。韓国ドラマは初めて観ましたが、これからいろいろ観たいな。