玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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▼ずいぶん更新しなかった。タイトルの画像を作ったり、やる気はあったんだけどな。お金とやる気はあっという間になくなるものです。サイトのカウンターをみたら25万ヒット目前だった。保存してしまった。

 

 

今の人は知らないでしょうが明治時代にはキリ番という文化があった。キリの良い番号を踏むとなにか縁起がよかったらしい。「キリ番ふんだら掲示板で連絡してね」「踏み逃げ禁止」などの風習があった。守らないと村八分にされたり、市中引き回しのうえ打ち首獄門にされたものである。今、私は25万ヒットを踏んだものを打ち首にすべく探しています。踏み逃げ厳禁である。

 

 

 

▼アクションゲーム『仁王』をクリアした。クリアしてから新たに出た裏ボスのようなものが登場し、それを倒した。そうするとさらに「東北編」「大坂冬の陣編」「大坂夏の陣編」のシナリオが始まり、うーん、もういい! となったのでよした。終わらんな。永遠に続くのか。今は『SAVEGE PLANET』というゲームを始めた。

 

 

未知の惑星を探検して、そこから逃げ出すための燃料を見つけるのが目的なのかな。適当にシナリオ読んでいるからあまり頭に入ってこない。基地に流れるCMがシニカルな世界観で面白い。

 

 

冒険がすすみ、便利な道具が手に入ると今まで行けなかったエリアに行けるところがいいですね。工夫して進んでいく感じが楽しいのだ。私が下手なのかもしれないがやや操作性に難があるような。コントローラーではなくキーボードでやればいいのかなあ。

 

 

 

▼伯母が12月半ばに手術をしなければならないという。新興宗教にはまっていた伯母であり、賞味期限切れの食品を我が家に持ち込む伯母である。まあ、それはいいのだけど。

 

伯母の宗教のことは今まで特に気にしてなかったものの、ここにきて問題になっている。聞いたことがあるかもしれませんが、輸血できないという例のあれなのだ。医大で診てもらったが手術を輸血なしでやることは不可能といわれ、新しく病院を探している。見つからなければ、かなりまずいことになるというか、死ぬのではないか。医大以上に大きな病院があるとは思えないのだけど。伯母は80歳を超えており、もう十分生きたといえる年齢。本人も納得しているのならば、とも思うのだけど。

 

輸血禁止の根拠となる聖書の申命記だが「輸血をしてはならない」と直接書いてある箇所はない。それは当たり前で聖書が書かれた当時には輸血という技術は存在しなかった。神に生贄を捧げた動物の血を食べてはならないと書いてあるだけなのだ。聖書の解釈など私がいうまもでもなく知っているだろうし、いくら説得したところで何十年も信仰してきたものを捨てられるとは思えない。さまざまな娯楽をあきらめ、伝道のために人生の大半を捧げ、信仰を持たない人間との付き合いは制限し、娘とは不仲になり関係が断絶している。信仰を捨てるには、今までかけてきたコストが膨大すぎる。だったら今までしてきたことはなんだったの、ということになってしまう。

 

皮肉でもなんでもなく、本当に神様がいてほしいなあと思う。そうでなければ伯母や伯父が人生をかけてやってきたことがあまりに虚しいように思えるのだ。最初に聖書を書いた人はどんな気持ちだったのかなと思うことがある。ものすごい小説が書けて「これを世界誕生の物語ということにしちゃおう」と、ちょっとしたいたずら心で世に出したのではないか。それが広がってえらいことになっているのでは。壮大な悪ふざけの結果なのかもしれない。聖書を書いたことが悪いというわけではなく、むやみに信仰する方も問題があるのだけど。

 

 

 

▼宗教ということで思い出したことがある。父の友人は新興宗教を見つけるとすぐに入って信者になってしまったという。そこで女性をくどいてまわっていた。新興宗教や学生運動を渡り歩いていたらしい。宗教でも学生運動でも傾倒する人間は自分に自信がなく、簡単にくどけるそうだ。芯がなくて脆弱なのだろう。悪魔みたいな人間だが本質を見抜いている気がする。一度、その友人と話してみたかったな。

 

 

 

▼映画の感想『7つの贈り物』『ランボー ラスト・ブラッド』を書きました。『7つの贈り物』は悪口しか書いてない気がするな。『ランボー』については、もうスタローンは何をやってもいいと思います。