玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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コロナワクチン1回目

▼コロナワクチン(ファイザー社製)の1回目の接種日だった。周りでは半分ぐらいの人が1回目の接種を終えている。

 

近所の人はワクチンの副反応がそこそこ強く出て、接種後何日間か39度の熱と頭痛に悩まされたという。恐ろし。そんな話を聞くと少し不安になってしまう。出かける前に部屋を隅々まで掃除した。万が一、救急隊を呼ぶような体調になったとき、あまりに部屋が汚いと申し訳ない。食料を買い置きして本を借りた。それから新品の下着をつけた。何かあったときゴムがゆるゆるの下着では恥ずかしい。これで具合が悪くなって急遽パンツ一丁になっても大丈夫。学生時代、コンパの前に新品のパンツを穿いていったことを思い出した。ゴムがゆるゆるのやつで行っても大丈夫だった。

 

最寄駅から接種会場まではシャトルバスが出ている。ありがたいこと。バスは学校の遠足で乗ったような観光バス。懐かし。乗客は5、6人しかいなかった。会場は20人ほどの人がいたが、密にならないようコントロールされていた。予診票、接種券、身分証明書を受付で見せる。手続きはスムーズで、血液サラサラの薬を飲んでいるか確認されたぐらい。筋肉注射ということで痛みもほとんどなく、一瞬で接種を終えた。15分ぐらい会場で待機させられ、その後、再びバスで戻る。またたく間にすべて終わってしまった。あっけない。もうちょっとこう、何かイベントがあっても。パンツも新品なわけだし。

 

昼1時半ぐらいに接種したときは特に何もなかったが、3時に帰宅したときにはワクチンを接種した左上腕に筋肉痛のような痛みが出ていた。腫れなどはないが痛みは今も続いている。それとたまに痛風の関節炎がでる右足首に鈍い痛みがあった。接種会場で渡された副反応の発現割合の用紙。

 

発現割合   |  症状

50%以上  |接種部位の痛み、疲労、頭痛

10-50% |筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ

1-10%  |吐き気、嘔吐

 

夕食を食べてから肩や首の辺りに筋肉痛が出た。腹痛があり3回ほど下痢。熱は36.5度。軽い疲労感。下痢はしたけど総じて元気。

 

 

 

▼ワクチン接種で少しナーバスになったのかもしれない。暗い気分を吹き飛ばそうと、ゲーム『TELL ME WHY』をインストールした。

 

 

マルチプレイのオンラインゲームをやることが多かったですが、珍しく買い切りのゲーム。3章まで進んだ。これがまあ始めてみると、母親を殺してしまった子供たちのサスペンスなのだ。性同一性障害、シングルマザーの子育て、虐待、マイノリティ差別など、さまざまな問題が織り込まれている。今はこういうテーマもゲームで表現されるのだなあ。アメリカの田舎の雰囲気がばっちり出ており、世界への没入感がある。引き込まれる。雪景色が出てくるのもいい。あと、全然明るい気分になりません。明日もやるぞ。