玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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メダルを噛まない

▼ミニトマトは全滅し、今年初めてのスイカを食べる。

 

ミニトマトが謎の黒い虫によって全部食われてしまった‥‥ヨヨヨ。にっくき謎の黒い虫。駆除したけれど時すでに遅し。ネギに切り替えていこう。ネギを植えまくった。万能ネギや九条ネギの根っこを植えておくと、1日に1センチぐらい伸びる。2、3回分ぐらい取れる気がする。楽し。もう希望がネギしかない。

 

 

 

 

▼名古屋の河村市長が、表敬訪問した後藤選手(ソフトボール)の金メダルを噛んだニュースを見る。

 

甥っ子が3歳だったときに、そこら中にあるものを平気で口に入れてしまうから「なんでも口に入れない」と注意したが、それを思い出した。市長72歳ですけど。老人と子供は似るので仕方ない。悪気はないがウケると思ってやったのだろう。それよりも市に寄せられた苦情4000件のほうに驚いた。市の担当者は仕事にならなかっただろう。

 

自分と関係ないことで、こんなにも怒る人が多い世の中に驚いている。それとメダルを神聖視している人の多さにも。ソフトボールはアメリカを2対0で破って、実に13年ぶりの金メダルになった。世界一になったことはすごいけれど、それと金メダルはあくまで別というか、メダルはメダルでしかなく、単なる金属の塊でしかない。行為そのものに価値があると考えていた。メダルが傷つこうが紛失しようが、後藤選手たちが成し遂げた功績にはなんら影響しないように思う。

 

とはいえ、よくわからないおじさんにいきなりメダルを噛まれたら嫌だなと思う。唾液もつくだろうし。政治家にはコロナ対策をしっかりしてほしいとか、説明責任を果たしてほしいとか、いろいろなレベルの要求があるが、ついに要求水準が「いきなり人の物をかまないでほしい」まできた。犬猫レベルのことが求められている。犬猫ほどかわいければまだ救いはあるけれど、おじさんは醜いからな。私も今後、人のメダルを噛まないよう気をつけていく。

 

 

 

▼知り合いで旅行記事を書いているライターがいた。彼女はコロナですっかり仕事がなくなってしまったという。仕方がないので雑誌の占いコーナーを担当し、占い師になってしまった。その占いがけっこう人気だというから面白い。本も出たという。ただ、いいのかな? とも思う。その占い師、自分が旅行記事で食えなくなる未来が見えなかった占い師ですけど。

 

お互いたくましく生きていきたい。

 

 

 

▼午前9時からコロナワクチン予約が開始されたが、用事があって開始3時間後に申し込みページに接続した。もうすでに埋まっていた。悲し。前回も受付開始から1時間で埋まったとサイトに表示してあった。ちょっと人気のあるバンドのライブチケットを取るより、はるかに難しいことになっている。せっかくチケットをとっても腕に針を刺されるだけだし。世の中、間違ってる。

 

今日、取れなかったのって本当に痛いかもなあ。どんどん接種日がずれ込んで、その間にデルタ株蔓延ということになりそうで怖い。