玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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限界集落の住人

▼何年も読んでいた日記ブログが更新を終えてしまった。ほとんど毎日更新されていた方だったのでさみしい。母校が老人ホームになったぐらいのさみしさがある。微妙なさみしさ。私の知り合いもほとんどが書くのをやめてしまった。もはやブログ生存率は往時の1%以下ではないか。まともな頭の人間はツイッターフェイスブック、インスタグラムなど他のSNSへ移住した。今は日記ブログなど限界集落以下、狂人のみがとり残された。残っている人々は、みな全裸でお経を唱え、踊り狂いながらブログを更新している。限界集落最後の一人を目指して生きてこ。

 

 

 

▼狂人で思い出したが、巨人のニュース。

 

「『巨人に不満』東京ドーム爆破予告容疑でソフトバンクファンを逮捕」のニュースを読む(livedoor NEWS)。

 

巨人は2019年と2020年の日本シリーズで、2年連続でソフトバンクに4連敗して日本一の座を逃した。犯人はそれが許せなかったようで「一番盛り上がる日本シリーズで巨人が負けてしまうのがつまらなかった」という動機で、東京ドームに爆破予告をしている。とんでもない奴がいる。百歩譲って、巨人ファンが怒るのはまだわかるのだ。あまりにも弱すぎる、不甲斐ないという怒り。しかし、犯人はソフトバンクファン。自分の贔屓のチームが圧勝して怒るというね。負けても怒るんだろうけど。なかなかの狂人レベルの高さよ。見習いたい。

 

ちなみに巨人と東京ドームは別会社です。東京ドームは、株式会社東京ドームによって運営されている。野球が主とはいえ、コンサートや格闘技の興業なども行われている。巨人の持ち物というわけではないのだ。次はちゃんと読売巨人軍を脅迫できるようにがんばってほしい。

 

 

 

ポカリスエットのCM。

少し前に話題になってましたね。カメラの切り替えをせずに撮っている。うねる床や藤の花などCGを使っていると思っていたのでメイキングをみて驚いた。実物を制作している。CGはあまり使っていない。もちろん背中のワイヤーを消すなどの処理はしているけれど。童話のような幻想的映像を作り出していて面白い。

 

 

 

▼コロナの変異株が流行ってきた。去年の例を見れば、暖かくなり、湿度も増せば感染者数は減少に転ずると思っていた。ところがどうもそうではない。ワクチンの接種回数は厚労省のサイトを見ると増えてきてはいるものの、まだ現時点で約159万回で人口の1%強にしかすぎない。回数だけみた場合は1%を超えるように見えますが、2回接種した人(約49万回)もいるので、実際の接種者は約110万人で人口の1%を切る。ほとんどの人は打てていない。いつ接種が終わるのか、まだ先が見えない話。

 

他国に比べ、ワクチンの確保に遅れがあると指摘されるものの難しい話に思う。日本の被害は相対的にみれば他の国よりも少ない。本来ならば感染者が多い国や地域に優先的に接種をおこなって、強力な変異株の発生や重症者の軽減を目指すべきなのだろう。お金でワクチン争奪戦に勝ったとしても、自国だけ感染者が減ればそれでいいのかとも思うのだけど。ワクチンに限りがあるのでなかなか難しいところ。当面、医療従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーのみの接種を目指す方針に切り替えてもいいように感じる。

 

自民党の二階幹事長が五輪中止についての発言をしていた(JBpress)。世論の様子を見る観測気球をあげたのかもしれない。中止の発表をするにしろ、もう少し衆議院選挙が近づいてからだろうか。ある程度感染者が増えてから発表することで中止が正当化でき、政権の支持率上昇と衆院選の勝利に繋げたい目論見があるように感じる。思惑が錯綜していてとても政治の世界にはついていけないところがある。全部、暴力で解決していきたい。

 

 

 

▼映画の感想『凪待ち』『ブルー・ダイヤモンド』を書きました。『凪待ち』は香取慎吾主演作品。久しぶりに慎吾ちゃん、観たなあ。今までのイメージを覆すようなダメ人間の役。思い切りましたね。すごい。

 

『ブルー・ダイヤモンド』はキアヌ・リーブス主演作品。この前の『ジョン・ウィック パラベラム』がすごかったと思ったら、またこういうよくわからん作品に出るという。ロシアについての偏見が深まる作品。