玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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ミス

▼急にピザトーストが食べたくなり、ピザソースととろけるチーズを買ってきた。とろけるチーズ、ウィンナー、トマト、ゆでたブロッコリーを載せてピザトーストを作る。具が載っている面は焦げにくく、何もない下の面は焦げやすい。両面を3分焼いた後、上の面だけ追加で2分、オーブントースターで焼いた。チーズが糸を引くようなとろけ具合で美味しい。嬉しくなって2日連続食べた。

 

家庭でできる当たり前の味だけど、当たり前のことを当たり前にやった美味しさというか。吉本ばななの小説にインスタントラーメン(袋に入っているやつ)をきちんと作って出す店の話があった。手抜きと言えば手抜きなのかもしれないが、ときどき急に食べたくなるし、丁寧に作られたものはやっぱり美味しいんだなと思う。今度はチーズを何種類か混ぜてみてもいいかも。ほほほ。

 

 

▼仕事でミスをした。何年振りかというレベルのミス。いやあ、年末にしでかしますね。侮れんなあ。急にやるからな、私は。胃の辺りがキュッとなるような嫌な感覚がありましたよ。それから何日か、ふとしたときに「どうすれば良かったのかな」と考えてしまうが答えが出ないまま堂々巡りしている。まいったな。ミスをしたのなら、どうすれば正解だったのかは見つけないと。

 

それと周りがみょうに気をつかってくれる。変な話ですが、ミスしても大丈夫なタイプというのがあると思う。狩野英孝さんみたいなタイプ。「てめぇ、このバカヤロウ!」と怒鳴られれば「すみませんでした!」で済むような。英孝ちゃんみたいなタイプじゃないんだよなあああああ。ああいうふうになりたかった。ポンコツのくせに、ふだんポンコツで売ってるわけじゃなく、歳だけとってしまって周りでも気をつかってしまって「いろいろ大変でしたね。あれは仕方ないですよ」とか言われる。

 

ああああああ。あのー、私が座っている椅子の床がパカッと開いて、椅子ごと落下してビックリしているところで、みんなから卵なげつけられたい。「ドッキリ大成功~!」って書いた看板もった人がでてきてほしい。でも、誰も批判的なことは言わず、上履きに画鋲を入れられるでもなく、静かに静かに暮らしております。やらかしたとき、笑いにしづらい人っているんだよなあ。無駄にプライドばっかり高くて。なんでも笑えばいいって話ではないにしろ。

 

いっそビンタしてくれんか! なあ!

 

 

▼ゲームの『原神』をやり続けている。もう私には現実世界には居場所がない‥‥ここしか‥‥ここしか‥‥。

 

 

冒険ランク49、世界ランク6。廃人レベルの世界ランク7まであと一歩。人間やめるぞ~。

 

まあ、でもですよ。自分の人生をゲームだと考えたとき、何も起こらないゲームをプレイし続けるのもつまらない。いろいろ波乱があったほうが楽しいじゃないの。マイナスも楽しみましょうよ。その考え方にはうなづけるものの、ミスした直後はきついわー。まだ俯瞰した感じにはなっていない。時間がほしい。今はパンダの赤ちゃんになりたい。みんなから「かわいいね、かわいいね」って甘やかされて生きていきたい。何がパンダの赤ちゃんだバカ! 四十超えたオッサンが! そんなことばかり言ってるからダメなn、いや今だけはなにとぞパンダのあk、誰か3億円ぐらいくれないかなー、うるさいバカ、もうみんな帰れ帰れ!

 

人格が分裂したので寝よ。

 

 

▼映画の感想『人情紙風船』を書きました。江戸の貧乏長屋の話。切ないですね。落語が好きな人は世界観に浸れるかも。