玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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前置きの日

▼この秋、初めてのリンゴ。酸味はあれど美味し。そして恒例の湿気った海苔を再利用した佃煮を作った。まだ湿気った海苔が山ほどあるわけで、一生食べ続けられるのでは。湿気った海苔で生きていく。

 

親戚からもらった大量の青汁(粉)を発見した。当然、期限は切れている。期限切れの食品を持ってくる親戚がいる。期限が過ぎてから、どれくらいいけるかが勝負だと思っているフシがある。まともな親戚を募集したい。パスタに青汁を和えてみたら抹茶味がついて美味しかった。パンを焼くときやヨーグルトに入れてもいいらしい。料理の幅がわずかに広がった。ほほほ。

 

 

 

▼給排水管工事が終わり、部屋の片付け。大きなトラブルはないが小さなのはいくつか。ふと思い立って自分が住んでいる集合住宅を検索し、不動産サイトの口コミをのぞいてみた。「生活に必要な施設が周りにそろっており便利だが、住民に頭のおかしな人が多い」ですって! 当たっている。本当にねえ、面倒な人が多いんだよなあ。越したい。

 

 

 

▼背面猫

自分だけの遊びを見つけるっていい。与えられた道具や施設で遊ぶことだけが遊びと誤解しがちだが、本来もっと遊びは自由でいいはず。私も積極的に背中で床をはいずっていきたい。

 

 

 

Amazonプライムでは『コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語』のシーズン4の配信が始まった。毎日大事に1話ずつ観ている。面白いのに、あんまり流行ってないな。こんなに面白いのになー。

 

 

 

▼知り合いが勤める倉庫では、従業員は会社から携帯を渡され、その携帯に搭載されたGPSで常に位置を把握されているという。監視社会である。おーこわ。

 

サボる従業員を監視したり、従業員の動きを計測して効率的な動線を引くことができるのだとか。この話をしたとき「効率的でいい」と経営者側の視点に立って考える人と、「息苦しい」と労働者側の視点で考える人がいて面白い。友人A子に言ったところ「そんな会社、絶対イヤ。爆破するしかない」と言っていた。テロリスト視点の人もいる。

 

いろいろ書きたいことがあったのだけど、本題に入る前に前置きだけ並べて終わってしまった。前置きの日である。