玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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左手ダイエット

▼浜松で41.1度、国内での観測史上最高気温に並んだ。ちなみに過去最高(41.1度)は熊谷とのこと。やっぱり!

 

以前の会社では夏に熊谷出張があった。問題を起こした社員がいると「あいつは熊谷送りにするしかない」と言い合っていた。熊谷を地獄みたいに言うなという。失礼だ。その熊谷出張ですが、すべて自分から手を挙げて行っていた。 だって楽しそうなんだもの。地獄がどんな感じか興味津々だった。

 

ゴーヤを頂いたので、ゴーヤとツナの和え物を作る。サッパリとして食べやすく美味しい。冷水でしめたせいか苦味はそれほど感じない。ほほほ。ゴーヤチャンプル以外にゴーヤの食べ方を知らなかったから嬉しい。梅干しをほぐして和えてもよさそう。

 

 

 

▼左手(利き手ではないほう)で食べるダイエットを見る。特に我慢などをする必要もないのが私に向いている。左手で食べることで食事が必然的に遅くなる。時間をかけてよく噛むことで、満腹中枢も刺激されて、あまり食べる必要がないのだとか。これは健康にもいい。劇団ひとりさんが実践し、3か月で自然に5,6キロ落ちたとか。ただ、3か月たつと左手で食べるのも上手になって、右手と変わらなくなってリバウンドしたという。落語か。

 

ともあれ体重は落ちる。私もこの左手ダイエットを試していきたい。と思ったが、さっそく2食、左手で食べることを忘れた。つい、右で食べちゃうんだなあ。対策として右手の甲に「左手」とマジックで書いた。ほほほ。天才。右で食べようとしても、必ず目に入る。そのまま買い物に行き、レジで支払いをしたところレジのお姉さんにジロジロ見られた。右手に「左手」と下手くそな字で書いてある。それも左手で書いたから、小学生のような字。右と左がわからないちょっとアレな奴ではないか、という目だった。理由を説明するのも変だし「むしろ、なんであなたは右手に『左手』って書いてないんですか? どうして?」ぐらいの表情で見つめかえした。お姉さんは目をそらした。勝った。完全に勝った。ささやかな満足感を胸に店を後にした。

 

 

 

▼そういえば砂糖を摂らない生活も惰性で続けている。完全に摂らないわけではなく、料理などには普通に使っている。コーヒーに入れるのをやめたのだ。結果、コーヒーがものすごくまずいという。コーヒーを飲むたび「はたしてこれは正しいのでしょうか。まずいコーヒーを飲み続ける意味は?」と自分に問いかけている。ただ、果物の甘味をより感じるようになった気はする。デーツをよく食べるのですが、前よりも甘いんですよね。そんだけ。体重は60半ばぐらいで変化なし。もう砂糖とってよいのでは。やめるきっかけを見失っていると言えましょう。