玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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時間移動

痛風の関節炎はもうだいぶ良くなった。だが以前と違うのは、なかなか100%の状態には戻らないこと。80%のまま長引いている。こ、これが40代の体‥‥。おののく。まだ今は治っているからいいものの、歳を重ねればだんだんと治る速度が遅くなり、やがては‥‥ひいいい。なぜ、立ち上がりからそんな嫌なことを書きますか。

 

ニュースを観ていると、ここ何カ月でだいぶアメリカへの印象が変わったように思う。思った以上に利己的な人が多い。同時多発テロリーマンショックでだいぶイメージが変化したアメリカだが、コロナによっても世界からアメリカを見る目に変化がありそう。各国も付き合い方を変えてくるのではないか。いよいよ、あかん国として扱われそう。周りでもアメリカ人を侮る人が増えた。ふうむ。

 

そうかと思えばニューヨークではCommunity fridge(コミュニティ冷蔵庫)が流行り出したというニュース。誰もが利用可能な無料の共同冷蔵庫で、捨てるのがもったいない人や生活に余裕がある人が食料を入れておく。生活に困窮した人はそこから食料を受け取ることができる。利己的な人が多いと成立しない仕組みだけど、アメリカで機能しているのも面白い。今度、どうなるかはわからないけど。こういう仕組みはお互いが顔見知りというごく限られた地域内ならば成立するのかもしれない。日本でやってみても良さそうな仕組みですね。アメリカでは良いことも悪いこともたくさん起きる感じがある。

 

 

 

▼タイムトラベルをする映画『ハッピー・デス・デイ』の感想を書いた。タイムトラベル映画は大きなハズレは少ない。元の設定が面白いせいか、どんなものでもそこそこ面白い印象。

 

名作も多い。『プリデスティネーション』『涼宮ハルヒの喪失』『ミッション:8ミニッツ』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』 などなど。以前から好きなジャンル。これを機にタイムトラベル映画の分類をしてみようかと考えた。好きな作品はタイムトラベルの中でも、ループものが多いのかな。そもそも「トラベル」(旅行)という言葉が厄介で、強制的にある時間に飛ばされるループものは「旅行」のイメージにはそぐわない。タイムリープ(時間跳躍)というほうがいいのかもしれない。だが、タイムリープは『時をかける少女』に登場した造語で和製英語。まずは、時間を超える物語をなんと呼ぶか正式に決めるべきではないか。というか、長い話だし、私はもはやこの段階で飽きていた。まさか語の定義になってくるとは。

 

分類方法も難しい。歴史改変があるかなしか、過去に自分が存在するかどうかなどの分け方もある。もっとシンプルにタイムトラベルを、自分の意思で行えるか、意思とは関係なく移動してしまうかで分類してもいいのかな。

 

少し気になったのは、タイムトラベル作品だが、タイムトラベルが話の中心になっていないものもあること。これらをどうすべきか。ターミネーターシリーズは、タイムトラベルものだが、未来からやってきただけで結局、現代での戦闘がメインになっている。タイムトラベルを駆使してどうこうというわけではない。シュワちゃんは筋肉で問題を解決する。でも、一応タイムトラベルといえばそうなのだけど。

 

異世界ものというジャンルも難しい。中世のような世界に、現代から飛ばされてしまう冒険ファンタジー。中世であるならばタイムトラベルとして成立するが、架空の世界の場合、タイムトラベルしていることになるのか。時間の移動はしておらず、ただ違う惑星に行ったというならば空間移動だけで時間移動にはならない。また、中世のようなゲームの世界に飛ばされるものがあるが、あれは中世でありながら、サーバーが置いてあるのが現代ならば、現代として扱うべきなのか。長々と書いてきましたが、誰が面白いんだ、この話。というのがある。あと、分類作業が大変なので途中でめげた。

 

いつかタイムトラベル映画のサイトを作ろうかな。

 

 

 

▼映画の感想『コード211』『ハッピー・デス・デイ』を書きました。『コード211』は実際に起きた強盗事件をモチーフにした作品。ニコラス・ケイジはあいかわらず仕事を選ばない。『ハッピー・デス・デイ』はSF+ホラーという感じ。主人公の性格が最悪なので、何回死んでも心が痛まない!