玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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学校口コミサイト

▼雨がよく降る。雨の合間を見つけて都知事選の投票に。投票所入口で手を消毒するようにと指示があった。投票用紙を交換する受付もシールドがあり、鉛筆は一本一本消毒されてタオルの上に並べられていた。床には赤いビニールテープが貼られ、距離をとって並ぶようになっている。今後、パンデミックものを扱った作品ではこういった場面が出てくるのかなと思う。

 

 

 

▼かわいい名前の会社を見かけると、いろいろ考えてしまう。おやつカンパニーとか。おやつカンパニーでもパワハラやセクハラはあるのだろうか。おやつカンパニーパワハラされたら泣いてしまいそう。あんなにかわいいのに。逆にIHI(石川島播磨重工業)あたりは、多少ぶん殴られても仕方ない気がする。ものすごい偏見で書くのやめとこ。

 

 

 

▼ビデオ会議。リモートワーク中、たびたび仕事場所が変わっている人がいるという。ある男性社員が彼女の家で仕事をしていることがあり、それが気になるという人がいた。彼女がカメラに映りこんでいるわけではない。しかし、場所が変わるのが気になるし、そういう行動はどうかという意見だった。

 

言っていることがよくわからなかった。ライオンの檻で仕事をしようが、サンバカーニバルのどまんなかで仕事をしようが自由だと思うけど。単なる嫉妬では。嫉妬だな。正直に言えば、その男性社員が場所をちょくちょく変えてビデオ会議をしていたことに気づいていなかった。ほほほ。言われても「そうだっけ」という。定められた仕事をして成果を出せばどこでもいい。もちろん取引先が相手だと、見苦しくない服装は求められるけど。

 

なにやら面倒な話題。そう思ったので話を聞きつつ、画面は学校口コミサイトを開く。このサイトが今、熱い。私の中だけで熱い。高校の口コミは、校則、いじめの少なさ、部活、進学、施設、制服、イベントなどがそれぞれ5段階で評価される。大学もさまざまな要素(書くのが面倒になった)で評価されている。見るサイトは中学でも高校でも大学でもかまわない。ただ、やはり面白いのは偏差値が飛びぬけて高いか低いかなのだ。普通が一番面白くない。

 

偏差値が高いと制服などの評価も「かわいい」とか単純なものではなく「この制服は〇〇社で何年前から製造されており、○○社は卒業生の××さんが創業した」など、歴史から語り出しておののく。どこから仕入れた情報なのか。縫製のしかたやパターンについても語っており、在校生というより業者かと思ってしまうほど。

 

偏差値の低い高校は、変な理由で5点になっていることがあって面白い。「偏差値が低い学校なので図書室を誰も使わず、いつも静かで自由に使える」とか。使えるのはいいが理由はそれでいいのかという。試験についても「ぶっちゃけ何も勉強しなくても合格しました」「サルのみが入学を許される」などパンチが効いている。大学でも施設の評価が低い理由が「教室の場所がわかりづらくてなかなかたどり着けない」とあってビビる。それは、なかなかだな。

 

癒されるサイトを見つけてしまった。今後とも注視しなければ。

 

 

 

▼映画の感想、アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を書きました。美しい風景と叙情的な音楽。やたらと泣かせにくる演出。単純なので泣いた。

 

台湾のドラマを初めて観ました。『悪との距離』という作品で無差別殺人の被害者家族、加害者家族、マスメディア、病院関係者などに焦点を当てた作品。今までになかった作品。面白かったです。台湾ドラマをいろいろと観ていきたい。