玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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上半期に観た印象に残った作品

▼今年も、はや半年。いつもと時間の流れが違うように感じる。

 

そういえばプレミアムフライデーだった。政府のプレミアムフライデーサイトは3月から新しい情報が更新されていなかった。おお、プレミアムフライデーよ、死んでしまうとはなにごとだ‥‥。それでも、私だけはプレミアムフライデーを忘れずにいたい。私が酒と麻薬に溺れ、人生のどん底にいたとき、いつもそばにいてくれたのがプレミアムフライデーだった。刑務所で他の囚人に殴られ、食事をとりあげられて泣いていたとき、そっとハンカチを差し出してくれたのもプレミアムフライデーだったね。ありがとうプレミアムフライデー

 

おっと薬の準備ができたようです。新しい薬があえばいいのだけど。月末、プレミアムフライデーについて書き続けてきたが、いよいよ書くことがない。だって元から思い入れも何もないんだから。

 

 

 

▼今年上半期に観た作品で印象に残ったもの(映画20本、シリーズもの10本)を選びました。毎年、頼まれもしないのにやる儀式。人権や差別を扱ったものが上位にきてしまった。そういった作品ばかりを意図して鑑賞したというより、テーマとして取り上げられることが増えている印象がある。世相がそうなってきており、あまりいいことではないのかな。お気楽極楽作品が増えてほしいもの。

 

【映画】

20位 あるメイドの密かな欲望 19位 ウインド・リバー 18位 ブランカとギター弾き 17位 劇場版 響け! ユーフォニアム 誓いのフィナーレ 16位 ブレインゲーム 15位 チョン・ウチ 時空道士 14位 ザ・アウトロー 13位 (r)adius ラディウス 12位 ハドソン川の奇跡 11位 グッド・ライ いちばん優しい嘘 10位 1987、ある闘いの真実 9位 ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ 8位 ワンダー 君は太陽 7位 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形 6位 殿、利息でござる! 5位 イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ 4位 スーパーサイズ・ミーホーリーチキン! 3位 ザ・レポート 2位 家族ゲーム 1位 タクシー運転手 約束は海を越えて

 

 

【シリーズもの】

10位 密着!アメリカ警察24時(シーズン1、2) 9位 マーベラス・ミセス・メイゼル(シーズン1) 8位 猫侍(シーズン1、2) 7位 SHIROBAKO(シーズン1) 6位 MR.ROBOT/ ミスター・ロボット(シーズン1) 5位 風の勇士ポルダーク(シーズン5) 4位 ドロヘドロ(シーズン1) 3位 アップロード(シーズン1) 2位 コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語(シーズン1~3) 1位 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(シーズン1)

 

 

映画のほうはすんなり決まったものの【ドラマ・アニメ】のほうは揉めた。第二次大戦後の医療事情を描いた『コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語』を1位に推す勢力と、アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を推す勢力の間で熾烈な争いがあった。もちろん私の中だけで。『コール・ザ・ミッドワイフ』は当時の社会状況、医療制度、女性の地位に言及しつつもドラマとしての娯楽性も高い。とてもいい作品だった。

 

『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』は作画、音楽、世界観がすばらしいが、ストーリーがもう泣かせよう泣かせようという涙のおいはぎなのである。これでもかと畳みかけてくる。私は子供が不幸な目に遭うと必ず泣いてしまう。そりゃね、悲しいの見せれば泣くでしょうよという。だが、ここまで泣かせにくれば、涙のおいはぎも涙の大泥棒ぐらいのレベルにあり、大泥棒といえば歴史にも残るだろうから、これはやはり1位なのではないか。ということで今回は『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』の10話が良かったので1位です。

 

ついに完結した『風の勇士ポルダーク』ですが、話としての出来には不満が残った。完成度はそれほど高くないように感じた。でもこの世界が好きなんですよね。