玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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EMS

▼アンジャッシュ渡部さんの不倫のニュースを見る。ニュースの内容を見ても、しだいに日常が戻ってきた感じがある。コロナ前の日常を懐かしく思っていたが、よく考えたらコロナ前の日常もろくなもんじゃなかったな。東出さん、不倫で炎上してたし。

 

 

 

▼蒸し暑さの中、梅雨突入。エアコンのフィルタを洗い、扇風機も出した。アイスも買ってきた。お菓子も買った。梅雨を迎え撃つ準備はできた。さあ来い! 家から出ない準備はできている。

 

自粛要請期間中、おとなしく自粛していたら落ちこぼれの山賊みたいな感じになってしまった。ボサボサ頭で床屋へゴー。床屋は予約制になっていた。その場で予約をし、約束の時間まで歩くことにする。少し歩いただけなのにバテた。体力も落ちたし、体重も少し増えた。体が重く感じる。夏に向けてダイエットが必要なのでは。プランクなのか、腹筋なのか、どうしたものかと思っていたらEMSが目に入る。

 

お腹に貼るだけで腹筋が割れるというEMSである。なにせサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドも使ってるしな! と思うが、そもそもロナウドって、元から腹筋割れてる気がする。アイツは使う必要ないんだよ。パーフェクトボディじゃないですか。

 

どうもこの手の商品は効き目に不安がある。レビューを見ても賛否両論という感じ。しかしなあ、25000円か。悩む。25000円出すんだったら、ニンテンドースイッチもある。なにせ、あれは効果がわかっている。腹筋は割れないが確実に楽しい。スマブラ、スプラトゥーン、ファイアーエムブレムなどもあるしなあ。ただ、DSやPSPなどの携帯ゲーム機を持っているものの、ほとんどやらなかったんだよなあ。スイッチもそんなにやらないんじゃないかしら。となると、やはりEMSだろうか。

 

シックスパッドは高いので似たEMS商品をチェックするがサクラらしきレビューもちらほら。最近はサクラのレビューも巧妙になり、文章も自然なものが多い。詳しく見ていくと、その人のレビューはどれも★5つばかりで怪しかったりする。いくつかレビューをチェックすると、ちょっと信用できるのではないかというレビュアーを見つけた。この人、聴くだけで英語が話せるようになるとか、10日で資格を取得できるとか、お腹に巻くだけでやせるベルトとか、同じようなものばかり買ってんな! 私かと思った。親近感が湧く。このお方は信用できる。この人が言うに安いEMSは効かないそうなので、信用することにする。真面目に運動するしかないか。なにせ、もう一人の私が言っているんだから間違いないんだよ。聴くだけで英語が話せるみたいな商品を懲りずに2つも3つも買ってるんだから。お友達になりませんか。

 

 

 

▼アメリカの黒人死亡によるデモのニュースを見る。デモで具体的に何を要求するか難しく感じる。香港のデモは最終的なところに民主化という目標があり、個別的には逃亡犯条例の改正反対や、国家安全法制導入反対という具体的目標があった。アメリカでは当然ながら黒人の人権はすでにある。ただ、そうはいっても今回の事件のように人権が守られないことが多々あるわけで、あらたにデモで法的な何かを求めていくというより、いまだにある差別ついて抗議せざるを得ないということなのだろうか。もう法はあり、ただしそれが守られないときどうすればいいのか。その怒りが暴動という形になって噴出してきているということなのかな。警察官はボディカメラを身につけ、行動を厳しく監視されているはずだがそれでも差別はなくならない。むしろボディカメラなどは警察側に利用されている部分もある。

 

 

Amazonで配信している『密着! アメリカ警察24時』という番組がある。警官が実際に身につけているボディカメラや車載カメラの映像を使用し、迫力ある番組が作られている。タルサ警察巡査部長ショーン・ラーキンという現職の警官が司会をしているのがすごい。だいたいどれも似たような中身で、凶悪な犯人を警察が追い詰めていく。

 

一見、普通の人が突然、銃を撃ってきたりするのだから恐ろしい。挨拶がわりに撃つ感じがある。アメリカの警察が銃に脅えながら業務を遂行しているとはいえ、こういった映像を流し続けることが偏見を助長しているように感じるのだ。この番組に出てくる犯罪者のように、すべての黒人がいきなり銃を撃ってくるわけでも、襲い掛かってくるわけでもないのだから。面白くはあったのだけど、ちょっとどうなんだろうという。

 

 

 

▼箱庭オンラインゲーム『Creativerse』をやる。

 

 

建築マニアの方の設計を手軽に再現できるようになり、世界が一気に華やかになった。船とか城とかよく作るなあと感心する。

 

私が作ったのは、簡素な本拠地、実験施設(建築材料を手に入れるため)、パン屋、広場、噴水6つ、広場、マジックショーの舞台、橋、コテージ、神殿などなど。高速道路でそれらの施設を繋いだ。ゲームを進めていくうえでは特に何も建築する必要はない。道路も必要はない。テレポーターで移動できるので。

 

箱庭に私の心境はどれぐらい現れるものなのだろうか。心理学者の河合隼雄さんの本を読んだり、ネット上の箱庭の読み方などを調べる。私は人との繋がりをそれほど求めてないと思ったのだけど、人(この世界にはモンスターしかいないので代わりにモンスターを配置している)が多く集まったり、楽しめる施設ばかりを作っているんですよね。それが自分のことながら興味深い。他の人の建築を見に行くと、私のようにモンスターを住人として設定している人は少数派で、純粋に建築に終始しているものが多いのだ。私は人を求める気持ちの代替としてゲーム内を人があふれる場にしているのかな。モンスターしかおらんけど。

 

なんかこう、いかん結論にいきそうなので考えるのはよす。今度は羅生門か金閣寺のようなものを作りたいのだけど、屋根のソリを実現するのが難しい。