玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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ひねもすのたり

▼仕事をしないままだらだらと一か月過ごしてしまった。良いのだろうか。ニュースを観れば自粛中の過ごし方こそが大事と言っている。過ごし方も人それぞれ。その番組のアナウンサーは十何時間あるオペラを観るとか、新しい料理に挑戦するとか、子供と新しい遊びを考えるとか、工夫して過ごしているようだった。仕事で関わっている方は、外国語を勉強したり、資格試験の勉強をしたり有意義に過ごしている。そういう立派な過ごし方はやめてほしい。

 

そこへいくと友人Nは偉い。「毎日、酒飲んで寝るだけだよ。なんもしてねぇ」という潔さ。いいなあ、意識の低い人。意識が高い低いというか、もう意識がないんだよ。飲んで寝るだけだから。見習っていこ。

 

 

 

▼イルマの『River Flows In You』という曲を最近よく耳にする。叙情的なメロディー。なぜか高校時代を思い出す。この曲が似合うような上品な高校じゃなかったのに。こういう曲、弾けたらいいな。

 

 

 

▼浜崎あゆみのドラマ、面白いな。あんまり面白いから、終わった直後にもう1回観ようかと思ったほど。AbemaTVで観られますので是非是非。変人しか出てこないのがすごいな。

 

 

デビュー前の浜崎あゆみを指導する鬼コーチの天馬まゆみ(水野美紀)が最高。『踊る大捜査線』のスミレさん役の面影はもうどこにもない。吹っ切れてる。あゆに水ぶっかけるわ、練習生に10キロ走らせて5位までに入った奴(歌唱力は関係ない)しかデビューさせないとか、滅茶苦茶で大変よろしい。喋り方も変だし、行動も奇天烈で、こんな人、入国させたらいかんでしょ、と思った。これでクスリやってないほうがおかしい。ドラム叩くところはコントみたいで面白い。

 

 

小室哲哉もなぜだか、こんな感じに。今、弱ってて反撃できないとはいえ、嫌味なキャラにするのはちょっとかわいそうな気もする。

 

 

田中みな実さんも、メンヘラ秘書役で出ている。異常者の役を全力でこなすところに好感がもてる。アイパッチキャラといえば『あしたのジョー』の丹下段平だったわけだが、ついに段平を乗り越える逸材が誕生したのかもしれない。

 

 

みんなでワイワイつっこみながら観るために作られたドラマ。Abemaの配信で観るのは相性がよいのかもしれません。しかし、浜崎あゆみは偉い。こんな扱いを許すとは器が大きい。ミュージシャンてイメージが大事だから、こんな風に扱われるのは嫌がりそうだけど。浜崎あゆみファンが怒っているというのもSNSで見かけないし、みんな楽しんでるのかな。よいよい。これから激怒したりして。

 

 

 

▼映画の感想『王様のためのホログラム』を書きました。くたびれた中年の再起。トム・ハンクスのくたびれっぷりがいいですねえ。あんまり面白い映画ではないけれど。