玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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わかってはいるが、わかるわけにはいかん

▼3月14日に雪が降り、桜の開花が同時に告げられた。桜の開花は観測史上もっとも早いとか。

 

テレワークが盛んになった。テレビ電話での会議も当たり前に。人の家の猫や子供が画面に乱入してきて楽し。もはや、テレでないワークに戻れる気がしない。ルー語のような。

 

 

 

▼バケツかぶせるドッキリ

シンプルですてき。

 

 

 

イギリスのUFOキャッチャー。あちらでも日用品が不足しているとはいうけど。

You got to be kidding me.... from r/gaming

これやりだすとねえ‥‥。いつか壊される予感。

 

 

 

新型コロナウイルスの話題ばかりなのだった。経済的に堪えられるかということもあるけれど、心的リソースというか、人々の心のHPがかなり減少してきているように感じる。ネット上ではとかく苛立っている人を多くみかける。完全に情報を遮断するのは有効だけど、実際そんなこともできないわけで、ニュースは目に入ってしまうし難しいところ。私はドラマや映画ばかり観ているけど、そんなのん気な人ばかりではないだろうし。

 

オリンピックはどうなるのかなあ。政府もさすがに中止か延期を検討しているだろう。難しいのが、何か大変なことが起きたときに本当のことを告げるべきかどうかということで、どうしたらいいんだろうなあというのはたまに考える。たとえば会社が傾いたとき、不安になった従業員から「大丈夫なんですか?」「お給料でます?」みたいなことを訊かれ「でないかも‥‥」などと答えると、転職活動を開始したり、辞める人がでることもある。社内が浮足立って変な感じになる。

 

社長としては認めるわけにはいかず「大丈夫!」と言うしかない。認めると、認めたことが本当になって倒産ということもある。社員を信頼して「今たしかにつらい状況だが、これこれこういう作戦で好転するから堪えてくれ」というのが誠意ある対応なのかもしれないが、なかなか難しい。この二つの間の答えがないものか。パニックを起こさせず、真実を伝える物の言い方を探しているのだけども。

 

「こんな状況でオリンピックやるのか」と怒っている人もいるが、政府としてはギリギリまで「やる」と言い張り続けて、中止となれば突然「なしよ」と言うしかない。そりゃ、そういうものでしかない。でもまあ、みんな意外と怒ってるなあという感じはある。そりゃ、なんだってそうなのだ。理想はすべての情報を共有することで、でもすべての情報を共有したとき、私たちは堪えられるのだろうかという心配もある。いや、そんな考え方は権力者に都合の良い奴隷の発想だと言われればたしかにそうではあるものの、今一つ、私は私の知性や理性を信じられないというか、パニック起こしそうな自信もあるのだった。だからこそ、真実の良い伝え方みたいなところを考えている。そんなものはないのだろうか。オリンピックで起こる混乱はどうにかなるだろうけど、コロナのことはねえ。

 

 

 

▼映画の感想『風の勇士ポルダーク(シーズン5)』を書きました。没頭して原稿用紙10枚分も書いていた。恐ろし。ドラマの完成度だけならば他にもっと優れた作品は多くあるものの、なぜか心に残る作品だったのだ。ああ、終わってしまったのかという。残念。