玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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夜景

▼友人A子から、ついにモデルデビューをしたという話を聞く。何かと思えば、足の健康法の本で、本に掲載される健康体操のモデルをやったとか。そういう仕事って人材派遣会社やタレント事務所に登録して紹介してもらうのかと思ったら、居酒屋で仲良くなったおじさんが足の健康法の著者で、その場で仕事をもらったという。なにその仕事の取り方。前に働いていた雑貨屋の仕事も、仲良くなってもらっていたな。社交性のオバケ。

 

ゲームの主人公と同じように、酒場で仕事を受注している。クエスト方式。今頃、街道に出没するゴブリンを退治してレベルアップしているかもしれない。

 

 

 

ハリー・ポッター

これ、すごいですね。なんだ鏡か、と思ったものの、よく見れば鏡では絶対にこうはならない。安っぽい感じに見せて実は高度なことをやっている。画像に加工がしてあるけれど、これどうやって撮ったんだろう。

 

 

 

▼『THE MANZAI』ではアンタッチャブルが10年ぶりとなる漫才をやったらしい。柴田さんがテレビに出られなくなった理由は知らないのだけど良かったなあ。何かを好きでやっていたとして、10年後も自分が同じことをやっているかは誰にもわからない。漫才への情熱が薄れているかもしれないし、相方のザキヤマさんが消えていることだってあり得た。10年後にまた組めるとはすごいこと。

 

で、その漫才が正直なところ面白くないという。ただ、二人がはしゃいでいて楽しそうで良かった。

 

 

 

神戸ルミナリエのライトアップのニュースを見る。美しい夜景は生で見ると本当に心を動かされますよね。無表情で生まれてきて、うんともすんとも言わなかった私でさえそうなのだから。自分でもよくわからないのですが、カップルで美しい物を観て感動したとします。その後に下心的なものが働いてしまう。ちょっと自分の心がぐらつくのを感じる。これがなぜなのかよくわからない。感動→下心、この間を架橋する「→」の存在。なぜ人はこうなってしまうのか。美しい夜景に感動してそのまま別れるのではなく、夜の街へと二人は消えていくのです。知らんけど。

 

犬か猫を飼えたならば、夜景を見せに連れて行って、そのまま交尾をするか観察したいと考えている。動物も夜景の美しさに感動するのだろうか。そしてその感動は交尾に繋がるのか。夜景を見るとき、だいたいそんなことを考えている。

 

 

 

ルミナリエなどの電飾に対する見方も今後は変わっていくのかな。環境への配慮が以前よりも当たり前になってきた。価値観が変わる速さが増しているように思えるのだ。

 

ロックバンドの『コールドプレイ』は飛行機で飛び回ることが環境に悪影響であると、世界ツアーの中止を発表した。今後はルミナリエのようなライトアップも、電力の無駄という非難を浴びる日がくるのかもしれない。LEDを使用しているとはいえ、電力使用量はすごいだろうから。

 

非難を浴びる前に犬か猫を飼わねば。そしてルミナリエを見せて交尾に至るかどうか確認せねば。謎の使命感。