玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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ガラケーの機能一部制限

▼ソフトバンクからガラケー終了のお知らせが来ていた。まったくニュースになっていないところをみると世間はスマホに移行しているのでまったく問題ないということかな。終了といっても完全に使えないわけではない。携帯電話からのWEBサイト閲覧、Eメールの送受信ができなくなり、通話は使える。あと、蓋がパカパカして楽しい。蓋がパカパカするんだ。それがガラケー唯一の強み。

 

お年寄りでガラケーの人は、元からメールもそんなに使ってなくて通話ができればいいのかな。大きな混乱の様子はない。なにせ年寄りに知り合いがいないのだった。私もガラケーなのだけど、12月に入ってからニヤニヤしながらガラケーをからかいにくる人がいる。1日は24時間しかないので1秒1秒を大切にしたい、という志の高い24時間くんも私のところまでやって来た。「通話だけだと不便じゃないですか~? いいかげんスマホに乗り換えましょうよ」と言う。「ソフトバンクの知り合いに連絡して使えるようにしてもらったから大丈夫」と答えると「またまた~。そんなわけわかんないことを」と笑う。

 

その場で私の携帯にメールを送り、届いたものだからびっくりしていた。もちろん、私にソフトバンクの偉い知り合いなどいるわけがない。仮にいたって、そんなことできるわけない。一部のガラケーについては今までどおりメールもWEBの閲覧もできるのだ。だが、24時間くんには本当のことは言わずにいた。その後、24時間くんは「あの人、権力を使って自分だけガラケーを使っている!」と、いろんな所で触れ回ったらしい。権力て。方々で「権力つかったんだって?」と訊かれた。なにそれ。恥ずかしいからやめて。

 

トロい動物と仕事をしている。

 

 

 

▼今日も今日とてオンラインゲーム『Destiny2』をやる。

 

 

風光明媚な景色が多い。のんびりしていると撃ち殺されますけども。FPSという撃ち合いのゲームです。苦手なジャンルだけど嫌いではない。チームを組んでNPCと戦うPVEと、プレーヤー同士が戦うPVPがある。先日までアイアンバナーというプレイヤー同士の陣取りゲームが開催されていた。今まで対人戦はほとんどやってなかったんですね。下手なので。だが、これに参加すると強い武器が出る可能性があるので、私も参加していたのです。ウヒヒヒ。

 

 

面白かった。アイアンバナーのルールは単純で6対6のチーム戦なのだけど、A、B、Cという3つの陣地があり、そこに10秒程度とどまれば占領状態となって点数が入る。試合終了まで、どちらが点数を多くとったか(相手を倒しても点になる)で勝敗が決まるという単純なゲーム。相手の陣を占領して自陣にすることができる。

 

お互い、スタート地点から1つ目の陣地は近くにある。仮にこれをAの陣地とする。だから、スタートしたらA目掛けて走っていく‥‥はずではないか。普通に考えれば。ところがですね、相手との中間地点にあるBや、相手方に近いCの方へ行く人もいるのだ。撃ち合いのゲームなので集団行動が鉄則なのに、そんなことお構いなしに突撃して死亡。

 

映画『300 スリーハンドレッド』のスパルタ人みたいである。300人しかいないけどローマと戦争するぜ、の心意気。開幕ダッシュでいきなりワーッとバラバラに散っていくさまがね、もう、このチーム、負けたなという。みんなでAの陣地をとって6人の状態で次のBの陣地へ行けばいいのになあ。これが野良試合の不思議さで、そこが面白いのかも。滅茶苦茶で。

 

百歩譲って、最初にBに行く人はまだわかる。相手も一番手前の陣地から順番に占領してきていると考えれば、先にBを抑えて点数をとりつつ相手を迎え撃とうという。しかし、一人ではきつすぎる。だいたい死ぬ。こちらが陣を占領中でも、一緒に占領せずに敵に突っ込んで行ってしまう人も多い。普通FPSではいくつかのエモートやラジオメッセージ(突撃! ここを守れ! 治療して)などがあるのだけど、このゲームはないんですよね。あればあったで、原則を守らない人間に厳しくなるわけで、ないほうが伸び伸びしていいのかなあ。戦略性は低下するけど気軽に楽しめるという。猿同士の石の投げ合いみたいで楽しい。ウキキキ。

 

 

 

▼映画の感想『HACHI 約束の犬』を書きました。リチャード・ギアが犬を猫っかわいがり。猫は出ません。読みにくい文章。