玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

このブログの内容はすべてフィクションです

3000円のパンケーキ

▼四十代になって体力が落ちたなと感じる。すぐ眠くなるのだ。昨日もたいして歩いてないのに午後9時ぐらいになると目を開けていられないほどの眠気に襲われた。Googleの地図は印を打っていくと距離を出してくれるので、何キロ歩いたか測ってみたら約13キロだった。眠くなって当たり前の気もする。体力落ちてなくても寝たのでは。

 

 

 

▼菅官房長官が3000円のパンケーキを食べて文句を言われるニュース(@niftyニュース)を読む。これ自体はどうでもいい話で、人が稼いだ金をどう使おうがその人の勝手だし、1カ月か2カ月に1度、趣味にお金を使ってそれが3000円というのはむしろ倹しいほうに入る。案の定、文句を付けたほうが炎上していた。前から少し気になっていたのが政権に対する文句の付け方で、ささいなことに文句を付けると、森友加計学園問題のように職員に死亡者が出ているような本当に重要な問題が薄れるのではないかということ。なんでもかんでも文句を言っているように映ってしまう。

 

この前、営業成績が社で一番いいという保険営業マンに会った。彼が語った営業の秘訣は、競合他社の商品を褒めるということだった。この方法はよく言われていることだけど、実践している人は少ないのかもしれない。効果的だと思います。他社商品の長所と自社商品の短所を素直に語ることで、相手は「この人は本当のことを言っている」とか「自分のために提案してくれている」と思いやすい。また、自社商品の長所だけを語る人は「本当かなあ」とか「そんなにいいことばかりか」と警戒してしまう。人は天邪鬼なものだから欠点を探したくなる。いいものはいいと認める人の方が信頼できる。

 

私は政治に興味があるわけでも、現政権に肯定的なわけでもない。投票するたびに入れる党が変わるような無関心層なんですよね。そういった人間から見ても野党のやり方は拙劣に映る。与党がやったことでもいいことはいいと評価するのは駄目なのだろうか。政治家のそもそもの目的は国民のために国をうまく運営することで、国民からすれば党がどこというのは本来はどうでもいい。

 

無関心層は興味がないから言語化して分析はしないだろうけど、野党について「またくだらないことで文句付けてる」と思うんじゃないのかな。そういった空気が出来上がれば消去法で与党を選ぶ人もいるだろうし、結果として政権を盤石なものにしているのではないか。まだ自民党政権の時代は続くように思えました。

 

 

 

▼急に政治のことをねえ。どうした。具合が悪いのかも。

 

映画の感想『ブライトン ミラクル The Brighton Miracle』を書きました。2015年、ラグビーワールドカップ南アフリカ戦までの物語。ヘッドコーチに就任したエディ・ジョーンズのがんこっぷりがすごい。ああいうがんこな人、あんまり思い当たらないなあ。面白かったです。