玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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▼『あきづき』という梨を食べる。八百屋のお婆さんの話では新種らしい。調べてみると『新高』と『豊水』を交配してできたものに『幸水』を掛け合わせて作成された赤梨とある。なるほど、しかない。梨に関して何も語れないポンコツである。

 

 

あのね、あま~いの。そんで、普通の梨よりちょっとだけ皮の色が濃いのね。頭の良い幼稚園児に負ける感想しかない。

 

 

 

▼今までタマゴとエビのサンドイッチは作っていたけれど、家にホタテしかなかったのでタマゴとホタテのサンドイッチを作ったところ美味しかった。これからはタマゴホタテサンドの時代。書いていて思ったが「家にホタテしかない」状況ってあるんかな。ホタテ以外もいろいろある。冷蔵庫とかー、テレビとかー、エアコンとかー。

 

今日はなんだか心の小学生が日記を書いているような。いつも以上にどうしようもない感じが。

 

 

 

▼「丁寧な暮らし」という言葉を見かけるようになった。映画『かもめ食堂』のような暮らしをイメージしてしまう。質素ではあるものの、好きな物や人に囲まれ、ストレスがないのんびりとした暮らしという。そこへいくと、隣席のTさんは立派。

 

ボクシングを始め、ジムに通わない日は酒を飲み、土日は土日で酒を飲む。豪快。飲酒と好きな物(主に揚げ物、ポテチ)を食べるためだけにカロリーを消費しているという。おっさんなのでは。アンチ丁寧な暮らし。ここには小林聡美も、もたいまさこも出てこない。美味しいサンドイッチも、北欧風インテリアもない。仕事に疲れた鬼気迫る三十代の女がいる。

 

ジムで出会いはないのかと訊けば、鬼のような顔をしてパンチを繰り出しているらしく、誰からも声を掛けられたことがないという。パンチを繰り出す先には、誰の顔をイメージしているのか。震えて眠ろ。

 

 

 

「金貨や小判」1人で1億円超も…関西電力の役員ら3.2億円受領の実態FNN PRIME

関西電力の役員らが高浜原発がある福井県高浜町の元助役から金品を受け取っていた問題。まさか小判が使われていたとは。江戸か。お菓子の下に入れたりもしていたようですが、ちょっと越後屋ごっこをやりたくてふざけたのだろうか。「越後屋、お主も悪よのう」「お代官様こそ‥‥ほっほっほ」である。

 

である、じゃないわ。メインで使われることは少ないでしょうが、小判は賄賂としていまだに現役なのかな。しかし、小判を作れる技術を持つ企業は限られている。もしそんな越後屋ごっこが行われているとしたら、小判を作っている会社の顧客名簿を見れば贈収賄に関わった人がわかるのではないか。顧客名簿を見せるのは信用にかかわるけども。

 

私も一度は黄金色のお菓子を受け取ってみたいもの。こちら側の準備はできている。羽織袴に着替えたっていいし、なんならチョンマゲにしたってかまわない。一日千秋の想いで越後屋を待っている。だが、越後屋さんにはかって上げられる便宜がない。自作パソコンとか組みましょうか?

 

 

 

▼映画の感想『マンイーター』を書きました。巨大ワニ映画。大きいことはいいことだ(雑な感想)。