玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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ASKAの脱退

ASKAチャゲアス脱退のニュースを見る(SANSPO.COM)。学生時代、頻繁に聴いていたので淋しさを感じる。好きな曲を入れてベスト盤のようなテープを作り、友達と交換することが流行った。『SAY YES』や『YAH! YAH! YAH!』などを外したものを、チャゲアスを普段聴かない友人に渡して文句を言われたのも懐かしい。メジャーなものは外すという、通ぶるファンの悪い癖。

 

ニュースでは「解散」ではなく、ASKAの「脱退」と書かれている。これがよくわからない。ASKAチャゲが脱退しても、チャゲアスは概念として存在し続けるのだろうか。AKBの仕組みと同じなのかな。卒業と加入をくり返して、名前は存在し続けるという。AKBはそれでよくても、チャゲアスは少し違うように思う。名前とユニット名が同じなので。チャゲASKAも卒業し、新メンバーの山田と佐々木が加入して「チャゲ&アスカです!」と言われても、いやいやいやいや、となってしまう。それは山田と佐々木である。ヤマササである。

 

いつかまたASKAチャゲアスに加入し、チャゲアスのハーモニーを聴ける日がくることを願ってやまない。

 

 

 

▼飼い主の面倒見のよい犬。

私より3倍頭がいいので上司になってほしい。

 

 

 

▼仕事を手伝ってくれる人を一人くれるという。ありがたし。

 

今までゴリラ部長に手伝ってくれる人の要望を訊かれたときは「(打率)2割4分、ホームラン10本、内野はどこでも守れる感じ」と言ったら指でオーケーのサインを作っていた。一応、希望通りの人をあてがってくれていた。それとも偶然、いい人に当たっていただけなのかな。オーケーサインを出しつつも、丸っきり何も考えてなかった可能性もある。バナナ以外のことは理解できないので。

 

隣席のTさんに同じように伝えたらまったく伝わらなかった。穏やかで責任感があって、そこそこ親切、officeが一通り使える感じ、という意味なのだけど。結局、私も一緒に面接をすることになった。どうも立て板に水で志望動機を語られたりすると拒否感がある。業界のこれからの展望や欠点など語られると「うへぇ」となってしまう。しかし、立て板に水で志望動機を語る人はそれなりにきちんと準備をしているのだから、やはり偉いのかもしれない。バイトなのだから志望動機はお金だし、もちろんそれでかまわない。

 

だが、履歴書にストレートに志望動機は「金です」とか「生活費のため」などと書いてあると、そこはもうちょっと、こうなんとかマイルドに、と思うのだから勝手なもの。その率直さが何か怖い。あと、自己アピールというのも厄介で、すらすらと自分の長所を語られるというのもどうも。「臆面もなく」と思ってしまう。日本人が美点と考える謙譲の美と自己アピールは相性が悪すぎる。じゃあ、まったくアピールしない奥ゆかしい人を採るかといえばこれも難しい。

 

結局、私が関わると「楽しく働けたらいいなと思います」みたいな人になってしまう。こちらにきちんとした哲学がないのだから、その場の雰囲気で人を選ぶことになり、申し訳なさがある。でも、特殊な能力が必要とされない場合、雰囲気を重視した選考でもいいのかな。その人が漂わせるふわふわした空気のようなもの、それは努力によってどうにかすることは難しいし、才能に近いものかもしれない。