玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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タピオカランド

▼お盆はどこからも電話がないので仕事をしていても快適。社内にほとんど人はおらず、出社した人は普段着でリラックスして働いている。いつもこうだといいのに。

 

溜まった仕事を片付けているとガヤガヤと騒がしい声。お菓子大好きお菓子ちゃんと隣席のTさんが現れた。8/13に原宿にオープンしたタピオカランドに行ったらしい。タピオカ飲んでご機嫌かと思いきや、タピオカランドへの不満がすごい。入場料が1200円もするのに4店舗しかない、買った飲料の持ち出しが禁止、真っ黒なだけのタピオカ缶バッジとかいうグッズがぼったくり価格で売っている、できそこないのフードコート以下などなど。金を取ろうというのがみえみえで、オレオレ詐欺のほうがまだマシ、などと散々悪口を言っていた。君ら、タピオカに親でも殺されたのか。

 

タピオカランドを罵倒して気が済んだのか、二人は帰って行った。何しに会社へ。

 

 

 

▼ここのところAmazonプライムでドラマばかり観ている。完成度が高いものが多い。『エクスパンス ~巨獣めざめる~』『ウエスト・ワールド』『ザ・ボーイズ』『ビッグ・リトル・ライズ』と、どれも面白い。今はまっているのが、第一次大戦前後のイギリス貴族を描いたドラマ『ダウントン・アビー』。これ、本当に面白いですねえ。

 

貴族、執事、下僕、メイドなどがどういった関係だったのかよく描かれている。意外とね、人間扱いされている、というのも変な話ですけども。しきたりを細かく説明しているのもいい。メイドは食堂での給仕ができないとか、主人には従者という専門の下僕がついて彼らが着替えなどの世話をする。従者というのは下僕の中でも憧れの職業なんですね。

 

インテリアや衣装もすばらしいし、登場人物がくせのある人ばかりでたまらない。打算に満ちた政略結婚もあれば、華やかな恋愛ドラマもある。打算から近づいた二人に信頼が芽生え、本当の恋愛に発展していく様子も面白い。メアリーは最初はあまり好きではなかったものの、どんどん魅力的になっていきますね。メアリーの複雑な性格がとても魅力的。今、シーズン3の3話『天国と地獄』まで観ましたが、まさかオッサンのご機嫌な歌で泣かされるとは‥‥。カーソン‥‥。すてきなドラマ。

 

頑固なおじいちゃん、おばあちゃんもいっぱい出てきますし、たまらない作品ですねえ。今まで観たドラマの中で1,2を争うほど面白い出来。とまりません。

 

 

 

 

▼映画の感想『ビッグ・リトル・ライズ』を書きました。セレブ達の戦争みたいな話。セレブの足の引っ張り合いかと思いきや、ミステリー要素もあり、楽しめました。セレブのケンカが観たい人にはお薦めです。