玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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パウンドケーキ

▼「子いわく、われ十五にして学に志す、三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。以下略」ということでですね、四十歳にしてパウンドケーキとシフォンケーキの型を買った。あれかな、五十歳で天命を知るというのは、美味しいケーキ屋の店名を五十にして知るのではないか。間違いない。孔子が言っているのだから。明日、パウンドケーキが焼かれるだろう。来週にはシフォンケーキが焼かれるだろう。楽しみ。

 

 

 

▼美味しいケーキを食べることも嬉しいのだけど、まず自分で作ってみて仕組みを知ったうえで食べる方がより理解が進むんじゃないのかな。PCも自分で組んでみて、それから店組みのやつを買うと、自分にとって必要な機能がわかっているから余計なところは落として買うことができる。今まで私は物事の仕組みをあまり知ろうとしなかった。これがまずい。なんでも自分で作ってみて、その後にお金で解決するのはいい。まずは自分で作るという。上手下手はまた別の話。楽しいし美味しい。

 

 

 

▼コンビーフのミニトートバッグが売っていた。欲しかった。

前に見たときは買えたのだけど、あっという間に売り切れた。人にはその物が似合う年齢というのがあろう。いくらなんでも40歳過ぎたオッサンがミニトートを持つのはきつい。法律で禁止されているのでは。もちろん、好きな物を身につける自由はあるものの、それでもやはり似合わないかなと思う。せめて性別が女性だったなら、まだありなのではないか。するか、性転換。ミニトートのために。動機が異常。

 

 

 

▼思ったより早くパウンドケーキ型が届いたのでさっそくケーキを焼く。蜂蜜漬けにしたレーズンとクコの実を入れた。もう少し入れた方が良かった。

 

 

画像は白っぽいですが普通に焼けました。やはりハンドミキサーが欲しい。混ぜるのが大変。

 

 

2本焼いて1本は自分用。1本は分割してラッピングし、仕事でお世話になっている人たちに差し上げた。突如「そうそう、ケーキ焼いたんですけど良かったらどうですか」とケーキを出す。コイツはいったいどうしたんだ、となる。これからも随時、ケーキテロを行っていきたい。

 

 

外はサクっと中はしっとり。オホホホホ。レーズンとクコもアクセントがきいて美味し。次はコーヒーとチョコを入れて焼く。

 

 

 

▼映画の感想『ハード・コア』を書きました。世間になじめない人の話。わかる気もする。