玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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迷走

▼3Dホログラム。

スターウォーズのような世界がくるのかもしれない。娯楽の形も変わるのかなあ。ダンスなども習いに行く必要がなく遠隔で指導を受けられるし、それぞれが遠隔地で踊ったものを合成して配信することもできるかもしれない。また、テレビなどは2次元が当たり前だったけれど、3次元で躍動する選手や芸能人を見られるかもしれない。

 

 

 

▼今日も今日とて『ザ・シムズ4』である。人生をシミュレーションするゲーム。やるといろいろ考えてしまって、あまり進まない。ゲーム内で何をやってもいい、ということは何もやらなくてもいいということでもある。ボーっとしても時間は過ぎていくわけだけど、つい何かの価値にすがろうとしてしまう。キャラのスキル上昇だったり、お金を稼いだり。のんびりと過ごすことができない。キャラには体力があるのだけど、いつもギリギリまで勉強させ、疲労困憊で眠りにつく毎日。ブラック企業ではなくブラック人生であり、ギリギリまで追い込んでいる。リアルと真逆の人生を送らせている。

 

 

wikiなどを見ないでプレイしていましたが、どうもキャラは死ぬらしい。凄腕の女諜報員としてトム・クルーズやダニエル・クレイグ似の諜報員と浮名を流す予定だったが、実際は家のトイレや冷蔵庫を修理する毎日である。器用さスキルばかりが上がる人生。

 

それと、いくらさまざまなスキルを上昇させても死んだら一代限りである。虚しい。そこでスキル継承ができるように子供を作ることにした。いろいろ考えましたがポリアモリーが理想的な形態なのではないか。ポリアモリーとは関係者全員の同意があり、複数の人間と関係をもつ形態。日本は一夫一婦制ですがゲームを効率的に進めるにはこれではないか。人間に嫉妬心がなければ大勢で一緒に暮らすのこそ効率的で、資源と資金の節約になる。稼ぐ人間が稼ぎ、家事が得意な人間が家事をやる。とりあえず、出会った異性全員と関係を持つことを目標にする。

 

 

諜報員は仕事上、キャラの魅力が高い。あっという間に男を篭絡するのであった。さすが。

 

 

光速で関係を持った。

 

 

今までの同居人は真面目に外で働いてきたわけですが、これはあれか、バレたら刺されたりするのだろうか。今のところバレてないのでOKではあるものの、ある日、いきなり出産となった場合、どうなるのだろう。気にしないことにする。

 

 

一晩だけ関係をもった男が、翌日、家に勝手に入ってきていきなりキスをしたりする。おおう。馴れ馴れしい奴め。さっそく縁を切った。大人数で暮らすのもいいが、そうすると操作が面倒くさいというのもある。妊娠はしているので子供は近いうちに生まれる。効率の追求に走った恐ろしい家である。私の教育のせいでサイコパスのような子供が生まれるのではないか。生まれてきた子供は立派な犯罪者にしたいと思います。そういう職業があるのだ。狂った世界。

 

楽しいかというと、そうでもなくて、なぜこんなことをやっているのか不思議。