玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

このブログの内容はすべてフィクションです

共同生活

昭和最終日に1万円貯金 平成30年の利息でいくらにYahoo! ニュース

元金と利息あわせて13,537円とのこと。なるほどー。ですが、最初の9年で利息は3,215円でそこからは低金利時代に突入。ほぼ利息はつかなかったとのこと。失われた20年というやつですね。

 

 

 

▼川崎市登戸で19人殺傷事件。どんなに小さくても日々の暮らしに楽しみを見つけること、絶望しないことが大切なのだろうか。コンビニで見つけたお菓子でも、好きな俳優が出るドラマでも、スマホのゲームでも。ちょっとしたところに光を見つけることは状況によってはかなり難しいのだろうけど、それでもどこかに光はあるように思う。自分の中に悪意を育てないためには、そういったことが必要に思える。

 

 

 

▼ということで日々の潤いのために『ザ・シムズ4』である。一人暮らしの効率の悪さに気づき、共同生活を始めた。

 

相棒は、以前から唯一交流があったこの人。人の家に来るとき、機嫌が悪いとゴミ箱を蹴飛ばす女である。もっと他におらんのかい、といってもおらんのだった。交友範囲が狭い。で、主人公は出世しか考えていない仕事の鬼なので、もっぱら家のことはこの人にやってもらうことに。

 

 

ひたすらハッキングを繰り返し、諜報員としてのスキルアップを図る主人公(右)。あらぬ方向を見て料理をする人(左)。二人に会話は一切ない。そんでこの黒帽子の人なのだけど、料理、ガーデニング、釣りなどのスキルを上げようと本を読ませるのだけど、陽気な性格のせいか、まったく本に集中しないんですね。困った。すぐに飽きて他のことをやりだす。

 

 

体を使うのが好きで、釣りをやれと命じても勝手に腹筋を始めてしまう。人というのは思い通りにはいかぬもの。勉強になる。このゲームは勉強をすることでいろんなスキルが身に付く。料理、論理学、ロケット光学、執筆‥‥などなど。そうやってゲームの中ではスキルを身につけても、実際の自分は何も身についてないことにふと気づく。これ、ゲームのキャラをあれこれいじっている場合でなくて、本当に勉強して何かスキルを身につけたほうがいいのでは? アホの腹筋を見ている場合ではないのでは? と焦り出す。そんなゲーム。しばらくやらんかも。ゲームと人生の目的がわからなくなってきた。

 

 

 

▼SFドラマ『エクスパンス 巨獣めざめる』を観ています。

SFというと、ある特殊能力や技術、その一点だけに着目した作品は多い。その部分だけ新しいという。だけどこの『エクスパンス』は世界を丸ごと構築したような新しさで感心してしまう。さまざまなガジェット、文化、民族、習慣など目新しい。今、シーズン2の後半を観ていますが世界を眺めているだけで楽しい。話が複雑で、かなり人を選ぶ作品だと思います。ゴチャゴチャした話、政治劇など好きな人にはお薦め。