玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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お菓子

▼5月というのに30度。新緑は美し。夜は涼し。

 

近所のスーパーへ。4,5歳ぐらいの子が車の初心者マークを指差して「へたくそマーク!」と呼んでいた。運転していた若い男性は車内だから子供の声が聞こえないようで、笑顔で子供に手を振って上げていた。コミュニケーション不全が生む幸せ。昔、インドの狂虎と恐れられたプロレスラー、タイガー・ジェット・シンが来日したとき面倒をみていたのがレフェリーのミスター高橋。シンの日本語がうまくないとき、二人の関係は良好だったが、シンの日本語が上手くなるにつれ、二人の関係は悪化していったという。なんの話。

 

 

スーパーでお菓子を買う。40歳を越えたらお菓子なんて食べないだろうと思っていたが食べるね。なんならご飯代わりにいける。困ったもの。チップスターの九州しょうゆ味を食べる。驚くほど美味いというわけではないけど「ああ、こういうやつ」という安定の味。おいし。

 

美味しいお菓子が増えた。隣席のTさんと、何かまずいお菓子はないかと競い合っている。相手に嫌な顔をさせたほうが勝ち。蜂蜜生姜のど飴というやつが薬のような味でまずいのと、インドネシアの飴が包装と本体がひっついて離れないというところでいい勝負だった。不毛。しかし、もう美味いお菓子ばかりになってしまった。なかなかない。刑務所でもアルフォートなんか出ているし。とりあえず、アルフォートを蜂蜜生姜のど飴の薬味に入れ替えて、受刑者をうんざりさせるところから始めてほしい。

 

 

 

▼今日も今日とて、やらねければならないことをほったらかして『ザ・シムズ4』である。スカーレット・ヨハンソン似の美人諜報員を育てる使命が私にはある。

 

 

先日、唯一できた友達だがやや危ない人なのかもしれない。人の家のゴミ箱を蹴っ飛ばしてゴミをぶちまけてから家に入ってくる。なんなのだ、こいつは。シムズの中では当たり前のご挨拶なのか。どうもまともな人間がいない。コミュニケーションが面倒なので、この人としか会話してなかったのだけど、その唯一の友人がヤバい奴だったとは‥‥。

 

 

髪型を変えたら少しきれいになったような。手前の顔芸をしている人はヤバい友人。

 

 

普段はこのようにPCに向かっています。ずっと向かっています。私ではないか‥‥。

 

もうすぐ誕生日なので誕生パーティーを開催せよ、との命令が。なんてこった。呼ぶ友人がいない。そういうイベントあるなら、言っといてよお! とりあえず美術館をパーティー会場として借り切ったものの、知り合いがまったくいないので例のヤバい友人と道でつかまえたやつ一人を呼ぶ。二人とも嫌な顔一つせずに来てくれたので偉いと思います。

 

 

だが、なぜかパーティー会場の美術館で腹筋をしだす招待客。ま、まあ‥‥さっき道で見かけて声をかけただけの関係だから、どういう趣味を持っていても仕方ない。無理に来てもらったわけだし。私にはもう一人の親友がいるではないか。

 

 

そう思っていたら、奥でそいつも腹筋をし始めるという。どうかしている人しか出てこないのはなぜだ。誕生パーティーではなく腹筋パーティーなのかもしれない。むしろ3人のうち2人がやっているのだから、私がやらないのはなぜ? という気もする。

 

ミッションをいろいろこなせず、人も呼べず「誕生パーティーは失敗しました」だそうです。でしょうねえ!

 

そんなゲームですよ。