玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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令和

▼平成最後の日は親戚の来襲。親族が集う。一人いたら三十人いると思え、それが親戚だ。ということで殺虫剤を散布。怒られるわ。

 

騒がし。母は三十年来の友人とケンカしたらしい。「あの人とは絶交」と言っていた。絶交って、小学生だけが使う言葉かと思っていた。まさか70歳を超えている人の口から出るとは。どうか仲良く。みな、それぞれ元気で良かったと思います。親戚が去ったあとには20個500円で買ったという大量のリンゴが残された。どうするんだこれ。

 

 

 

▼平成から令和に代わるということで皇室の特集が頻繁にやっている。先日、王さんの自伝を読みましたがそこには天覧試合で天皇陛下がいらしたとき、畏れ多くて陛下のほうを直視できなかったと書いてある。今は芸能人と同じように携帯カメラで天皇陛下を撮影している人も多い。週刊誌にも皇室はしばしばとりあげられるし、現人神から一気に芸能人になってしまった。でも、崇拝の対象となるより芸能人のほうがまだいいのかなとも思う。なにはともあれご苦労様でした。

 

夜には元号が変わるカウントダウンということで渋谷に人が集まっていた。面倒を起こす人は渋谷に集まるというのは、ここ最近の傾向なのかもしれない。

 

令和になったとき何をやっていたかといえば、鮫映画『パニック・マーケット』を観ていた。もっと他に何かあるだろうよといえば、そうなのである。よりによって鮫から始まる令和。あと、平成を振り返る映画30本を選びました。1年にその年を代表する1本を選ぶ。リストだけで何千本もの映画の題名を見た。げんなり。頼まれていないことに全力を尽くす。そして仕事は忘れ去られた。

 

映画の感想『平成の30本』です。