玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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温水洗浄便座

▼家の温水洗浄便座が壊れる。知り合いから紹介された電気屋に見積もりを依頼。ウォシュレットはTOTO、シャワートイレはINAX(現LIXIL)の商標だそうです。ウォシュレットと呼んでいた。甥(3歳児)は「おしりナメナメ、うふふ‥‥」と呼んでいた。それは外で言わない方がいいのでは。

 

新製品のカタログを見ると昔買った物と違っていろんな機能がついている。あの狭い室内なのにリモコンがあったり、脱臭、蓋の開閉(これは昔からあった)、お尻を温風で乾かす、自動で大か小か判断して便器を自動洗浄するなどなど。電気屋の人に話を聞いたのだけど、この人は「必要ない機能ばかりですね」と言うのであった。売る気がない。ありがたいのだけど、君はそれでええんかという。

 

脱臭というのは便器内に脱臭フィルターがついているが空気清浄機のようなものではなく、そのフィルターを通して便器外に空気が放出される。つまり、トイレの室内は臭いままなので結局、換気扇を回さなければならない。お尻を温風で乾かすのも紙があるわけだし、結局意味がないのではと言っていた。リモコンについては今は潔癖症の人が増えてなるべく便座に触りたくないという需要があるそうです。うちの場合は以前、使っていた初期の温水洗浄便座で十分かも。

 

お尻を洗う水の温め方が大きく2種類あって、普段から温めておくタイプと使用時に瞬間的に温めるタイプ(給湯器に似ている)があるという。この瞬間タイプの方が値段は高いが電気代は安いという。うちの電気代は特に高いわけでもなく、普段から温めておくタイプ(価格が安い)でもいいのかなあ。以前使ってたタイプだし。

 

電気代が安いタイプが長く使うにはいいらしいのだけど、最近は家電の機能が複雑化しているせいで故障が多いという。それと軽量化が影響しており、軽量化するために耐久性を犠牲にしている部分もあるらしい。そのせいで昔は8年ぐらい長期保証が付けられたが最近は5年になっている物が多いという。この電気屋の人が言っていただけで、これがすべて正しいかはわからないのだけど。丁寧に説明してくれる人で、説明すればするほど「売る気がないのでは?」と思わせる不思議な人だった。面白かったのでこの人から買うことに。こういう正直な人が得をするようになってほしいもの。

 

 

 

▼はぐれメタルマグカップ

ほ、ほしい。いい歳してこのような物をほしがってよいのか‥‥。隠れキリシタンのように忍んで使うべきか。Amazonだと転売されて高くなっていますがヨドバシ.comは定価で売っていますね。

 

 

 

▼映画の感想「手紙は憶えている」を書きました。モヤモヤする映画が得意なアトム・エゴヤン監督作品。今回はそんなにモヤモヤしません。ナチスの捕虜収容所を経験した人たちのサスペンス。