玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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白い髭

▼顎の下に白い髭が生えているのを発見してショックを受ける。そういう歳である。俵万智ならここで一句よむところだが俵万智ではないのでよまない。よまないままショックを受けている。嗚呼。

 

 

 

▼父が使っていたコートを直してもらう。父が亡くなる前に買ったカシミヤのコートで、ほとんど着ていないので私がもらった。暖かく肌触りが良い。コートの袖を2.5センチほど出してもらう。今はファストファッションが当たり前だから直して着るなど珍しい。町の洋服屋というのもほとんど見かけなくなってしまった。知り合いの伝手で二千円ほどで直してもらう。御礼が安すぎるようだけど、これでいいのかな。

 

私は服に無頓着でファストファッションでも一向にかまわないし、服の価値がよくわからない。黒のジャケットばかり着ている。いつも同じの着てますね、と言われたが同じジャケットを3着もっていて、それを毎日替えていると言ったら驚かれた。違うの買えばいいのに、と言われるが毎日何を着ていくのか考えるのも面倒なような。イチロー選手が一時期、毎日カレーを食べていたというのに似ている。試合に集中したいから、朝何を食べるかなど余計なことを考えたくないという。

 

では、私が毎日同じジャケットを着てイチロー選手のような成績をあげているかというと、それはない。何も成し遂げていない。じゃあ、いろんな服着ればいいのにね。そう思います。

 

服を楽しんで着るというよりも、とりあえずデパートなどに入っても大丈夫な格好というか、そういう基準で生きてきてしまった。貧しい感覚かもしれない。通報されなければ葉っぱや貝殻で歩いている気がする。ヴィーナス系のファッション。

 

直してもらった服に袖を通す。あら、これはこれでいいもの。

 

 

 

▼今日も今日とてカードゲーム『MTGアリーナ』をプレイ。今月もプラチナランクに。ほほほ。

 

プロの実況動画を観る。なるほどー。打ち方が参考になったがそれよりも気になることが。外国の配信者を観ていて驚いたのがフォークとナイフで優雅に食事を楽しみながらプレイしているところ。なにその斬新なスタイル。

 

日本でもプロの方が実況動画を投稿しているがかなり気をつかっている。マジック・ザ・ギャザリングは好きなデッキを作るにはけっこうなお金を継ぎ込まねばならない。私は課金せずにやってますけども。デッキを作る際にミシックという揃えるのが大変なカードを使わず、なるべくみんなが揃えられるような弱いカードを中心にプレイしている。嫉妬されたら生きていけぬ時代。カードに制限があると、プロでもあまり勝てないですね。マジックは結局、土地なので土地を揃える必要のない単色デッキなら意外とプレイしやすいかもしれません。私も青単を使おうかな。

 

 

 

▼映画の感想「海底47m」を書きました。正統派鮫映画です。なぜか惹かれる鮫映画。惹かれませんか。