玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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自分の中にないもの

▼自分が苦手とするものをあえて観ることで自分が変わっていくことがあるのではないか。摩擦は苦々しく不愉快かもしれない。好きなものはほっといても観る。だから無理して自分が苦手なもの、やりそうもないことをやっていくほうが見識が広がることになる。『ラブライブ!』を観ました。見識が広がったかは知らん。

 

しかし『ラブライブ!』、作品が多いなあ。1期2期で26話、その後に映画「ラブライブ! School Idol Movie」があり、別シリーズの『ラブライブ! サンシャイン!!』(全2期)と続き、劇場版「ラブライブ! サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow」となる。さすがに『サンシャイン!!』のほうまで観るのは無理ではないか。誰からも頼まれてないけども。ラブライバーへの道は遠い。

 

苦手な人だったり、仕事だったり、そういったことでもやってみると新しいものが見えてくるのだろう。だんだん挑戦するのが嫌になるから、できるうちにやったほうがいいのかな。

 

 

 

▼今日もウーバー社のエンジニア、フィリップ・ワン氏が起ち上げた「This Person Does Not Exist」を開く。AIが作成した実際には存在しない人物が表示される。またしても美男美女をつくってしまった。美男美女つくりたい病(F5を押すだけだけど)がとまらない。謎の欲求。

 

 

 

70%ぐらいメル・ギブソンではないか。

 

 

こういう美女(存在しないけど)になりすましてSNSをやったら爆発的にアクセス増えそうだなあ。そういう悪用もされそう。いよいよ私もインスタデビューのときが。

 

 

 

▼先日、散歩したときにも思ったけれど地元の商店街が歯抜け状態になってしまった。さみし。総務省統計局で公開されている人口推移を見ると、人口のピークは平成20年(128,084人 単位千人)だったんですね。ピークから減り続けていますが、人口が1億2千万を割るのは平成42年と予測されている。エクセルでグラフ化してみましたが、人口推移は台形のような形をしていた。山頂は平らで、ある地点にくるとグッと傾斜がきつくなって転がりだす。一度、落ちだすと止められない。見た目では人口自体はそれほど変わらなくても若者と老人の構成比が違ってきているのだ。だから転がり出すと早い。

 

今さかんに地域振興や人口を増やす政策を実行していますが、それよりもまとめて人が住んだほうがいいのではないか。増やそうとするより、減るのは避けられないのだから減った状態に合わせて社会をデザインしなおすべきだと思う。狭い地域で密集して暮らした方がインフラの効率的利用になる。じゃあ、郷土愛とかどうすんだという話ですけども。そこがねえ、難しい。でも、私のようにどこにでも住める郷土愛がまるでない人間もいるのではないか。補助金を出してそういう人を都市部の周辺に集めたほうがいいような。かつては満州、ブラジル、アメリカなど豊かさを求めて移民した先祖もいる。そういった人々から比べれば今はおおいに恵まれているのでは。

 

中国は村から人々を強制的に移住させるプロジェクトをやっていた。移住した人たちはマンションのような集合住宅に住んでいた。でも、村の人が故郷に戻れないように村を破壊しちゃうんですね。故郷の破壊はあまりに非人道的なことで支持はしないけれど、移住先でまとまって暮らすというアイディア自体はいいことかもしれない。なかなか難しいですよね。こういった提案がなされれば、日本では選挙には通らないだろうし、叩かれるかもしれない。だが政治家の見識とはそういうものではないかとも思う。

 

 

 

▼映画の感想『ラブライブ!』を書きました。廃校を阻止するため生徒がアイドルになって宣伝する話。