玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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病気自慢

▼ゴリラ部長、検査で血管年齢70歳と言われ、落ち込む。ほほほ。精神年齢は中二なのに。

 

私は痛風、ゴリラ部長は血管年齢70歳でヘルニア。40歳を超えるとお互いいろいろ出てくる、という話をしていたら、通りがかったお菓子づくりが趣味のお菓子ちゃんが「私も筋肉痛がひどくて‥‥」と言い残し去っていった。痛風、ヘルニアに比べると筋肉痛は軽すぎやしないかと思ったが、痛風にしろヘルニアにしろ、おまえの事情ではないかという。みんなさまざまな事情を抱えて生きている。人前で言うのはみっともない。たしなめるためにあえて筋肉痛が、と言ったのではないか。それはないか。

 

病気自慢は老人あるあるなので気をつけたい。最終的には死んだ奴が一番偉いことになりしんみりする。

 

冬、骨身に堪える寒さですが皆様いかがお過ごしですか。なにこの始まり方。

 

 

▼アメリカの一部(ミネソタ州、イリノイ州)でマイナス30度になったかと思えばオーストラリアでは46度になったとかで、もう滅茶苦茶ですね。寒いなあ、今年は。

 

映画『アウトレイジ 最終章』を観る。(画像は2作目の『アウトレイジ ビヨンド』のものかも)

 

 

2017年の映画なんですよね。ここには載っていませんが大杉蓮さんが鬼籍に入ってしまった。塩見さん(右上)は闘病中、西田敏行さん(右上から二人目)は病み上がりの状態で出演している。前作『ビヨンド』ではこの二人の迫力が凄まじく、特に塩見さんについては「本職だしたらいかんだろ‥‥」と思いました。花菱会で怒鳴り合いの場面があるのですが、あれはヤクザ映画史に残る名場面だと思います。怖すぎるのに笑ってしまう不思議な面白さだった。

 

『最終章』では『ビヨンド』のような凄まじい掛け合いはなかった。お二人とも声が出にくいようでした。塩見さんは試写会のとき涙を流したということでしたがどういう想いだったのだろう。前作と比べてあまりにも衰えてしまった自分への物悲しさなのか、なんとか依頼された役をやりきったという満足感か。前作と比較して物足りない、という感想が多いのはわかる。でも、その前作は塩見さんや西田さんが中心となってあれだけのすばらしい作品になったというのがある。作品は外部の情報ではなく作品単体で評価すべきなのだろうと思います。それでも、命を削ってまで出演してくれたことに観ていて頭が下がりました。『最終章』を観た後にまた『ビヨンド』を観たくなりました。『ビヨンド』の感想みたくなってしまった。

 

 

 

▼アサシンクリード クロニクル チャイナ(Ubisoft)をプレイ。

 

また無料でもらってしまった。風景が墨絵のようで赴きがありますね。横スクロールアクションゲームです。たまに奥へも行ける。2.5Dというやつでしょうか。「メタルギアソリッド」「天誅」「忍者龍剣伝」を合わせたような感じ。主人公が滅茶苦茶に強いというわけではなく、隠れながら密かに目的を達成する。潜入が主です。ちょっとパズル要素が強いアクションゲーム。

 

が、下手なのですぐ死ぬ。敵に見つからない隠密行動をしたほうがスコアは高いのですが、もう出会う敵みんな殺しながらすすむという。違うゲームになっている。一日に一ステージだけクリアしてゆっくり進む。

 

 

 

▼映画の感想「The NET 網に囚われた男」を書きました。漁船が流されて韓国に流れ着いた猟師の話。キム・ギドク監督のものです。南で虐められ、北で虐められ、つらい話。EDになるし。