玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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AIが望むもの

▼年が明けた。42回も年が明けたわけで、そろそろ飽きてもよいのではないか。新年早々打ち合わせと親戚の襲来。新年がめでたいと言ったやつは誰だ。

 

 

▼お節料理よりドンレミーのしあわせスフレロール(300円ぐらい)のほうが美味い。冷蔵庫に常備したい。

皿に移そうにも、柔らかすぎてつかめないほど。叔母ちゃんが持ってきてくれたお節料理の中で何が美味しかった? と聞かれたが、ダントツでドンレミーのしあわせスフレロール。神は試練を課す。

 

 

▼Amazonプライムでアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」を観始めた。前作の「シュタインズ・ゲート」はタイムリープを扱った面白いSFでしたが、前作の設定をもうすっかり忘れていた。何がどうなったのかさっぱりわからないまま物語は進んでいく。誰が誰やらである。どうも、あの細長くてよく出てくる人は主人公だったような‥‥。そんな、人として危ういレベル。

 

今作では、ある天才科学者の頭脳をコンピュータ上に再現している。これは、たびたびアニメや映画で出てくる設定だけど、実際には現実の人格とだいぶずれが出てくるように思える。というのも欲求の形が生きている人間とプログラムではまったく異なる。プログラムはコンピュータに電気が供給されれば動くわけで、美味しい物を食べたり、性的欲求を満たす必要がない。そうなったとき、生身の人間とまったく異なる価値観になるのではないか。食欲、性欲などは意味を失い、知識欲、支配欲などの価値が相対的に上昇するのでは。そうなると当然、人格にも影響を及ぼすような。

 

以前、経験人数200人以上の自称「性欲の塊」という知り合いがいたが、彼の人格をコンピュータ上に再現した場合、どうなってしまうのだろうか。平たく言えば「やれない」わけで、その状態でも性欲の塊なのだろうか。謎。最高のテクノロジーを使った、どうでもいい実験になりそう。もっと天才の頭脳とか再現せえよという。

 

 

▼ゲームの感想、海洋サバイバル「Subnautica」その6、その7を書きました。正月でも関係なくやっています。本当にねえ、面白いゲームでねえ。深海でわけのわからないモンスターに追っかけられる恐怖とか、たまりませんねえ。あと建築も楽し。