玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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相席食堂

▼農家の方から里芋とアゴダシを大量に頂いた。里芋のアゴダシ味噌汁を作る。里芋は剥くのが手間だが口の中ですぐに蕩けるほどの柔らかさだった。さて、お味噌汁が美味しい時期になりましたね。

 

こういった普通の書きだしもいいんでないの。

 

 

 

▼久しぶりに吉本ばななを読みたくなる。どれを読んでも似た感じなのだけどやはり好き。以前、読んだときには気づかなかったけれど、こんなにもたくさんの発見や感情が入っているのだなと感心する。それはそれとして近くにあった山崎ナオコーラも手に取る。前から気にはなっていたものの、なぜか読んだことがなかった。やはりペンネームなのではないか。

 

「吉本ばなな、良かったよ」とは人に言えるが「山崎ナオコーラ、良かったよ」とは言いにくい。ナオコーラというダジャレみたいなペンネームは許容してないぞという自尊心が人に薦めるのを邪魔する。ナオコーラがありなら、山田タカシャウエッセンもありだし、中村モンドクターペッパーもありか。なんでもありだな。初めて読んだナオコーラは面白かったです。

 

 

 

▼Amazonプライムで千鳥の「相席食堂」を観る。

千鳥は直接ロケをせず、スタジオで芸能人(毎回変わる)がロケを行ったVTRにつっこみを入れるだけなのですがその様子が面白い。特に長州力さんの回が絶妙でしたねえ。すごいな長州。出てきたおばちゃんに「もう帰っていいですか」と逃げられるあたり最高でしたね。干したホタテを食べて、あまりの美味さに「飛ぶぞ」と感想を言ったりするところに驚く。飛ぶて。ホタテは麻薬か。ヤバすぎる。千鳥はロケが上手なだけに、どういうロケが駄目かというのをわかっていて的確につっこむ。いやあ面白かったなあ。ゲストがポンコツであればあるほど面白いんですねえ。普通の番組なら使わないどうしようもない場面を集める編集の仕方もいいですね。

 

 

 

▼映画の感想「父の秘密」「ザ・ボーイ 人形少年の館」を書きました。「父の秘密」はいじめを親に言えない娘の話。鬱々として観るのがつらくなる映画。「人形少年の館」は、人形の子守を頼まれてしまうホラー。面白かったです。