玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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ヴィーナス&ブレイブス 魔女と女神と滅びの予言

▼友人A子が仕事を辞めた。定期的に辞める人である。「しばらくはニートか」と訊くと、ニートという言葉が嫌いなのか否定された。「時間セレブだ」と言う。新しいヒマ人の呼び方。

 

 

 

▼私は会議に出なかったが、参加者から私の提案が会議で受け入れられなかったというメールをもらった。それはいいのだけど、文面には「非難GOGO!でした」と書いてあった。ノリノリで楽しげに見える。普段どんな変換してんだか知らんけど。非難GOGO!については、私も使っていきたい。

 

 

 

▼ヴィーナス&ブレイブス 魔女と女神と滅びの予言(PS2、PSP、PS4)

ずいぶん前に知り合いに薦めたゲームでしたが、もうすぐクリア間近だそうで。あの人、やってたんだなあ。なかなか面倒なゲームなんですよ。クリアにやたら時間かかるので、よほど時間セレブな方でないと。ニート並のヒマ人でないと。うらやましくなって私もやってみた。しかし、長いなこれ。30年ぐらいでつらくなってきたぞ。

 

不死の主人公が騎士団を率いて、魔物から町を守るゲーム。主人公だけは寿命がない(魔物に殴られて死にはする)のですが、騎士団のメンバーは老いていきますので衰えたら世代交代が必要。女神の予言によって何年後に強い魔物がくるかはわかっており、どういったタイミングで世代交代をはかるかがゲームの肝になっています。

 

 

久々やると楽しいなあ。画像はAmazonから拾ってきました。おとぎ話っぽいほのぼのした絵柄とノスタルジックな音楽がいい。私がやっていたのはPS2版でしたがPSP版は召喚とかあるのね。ちょっと楽になった感じがある。しかし、PSP版てキャラの強さランキングが見られないのかな。あれを見るのが楽しみだったのにー。

 

 

騎士団のメンバーには年齢とピークがあって、その情報とにらめっこしながら災厄の年(えらい強い敵キャラが出る年)に向けて調整していくという地味なゲーム。戦闘も地味だし、育成も地味だが面白い。これ、仕組みがいいから、続編出しても十分遊べると思うのだけど。

 

 

強いキャラがまとめて引退してしまうと騎士団の力がガタっと落ちる。だから強いキャラがピーク時でも、10年後を見据えて引退させ、若い血を入れる必要が出て来たりしてその決断がねえ、難しいし、悲しいというか。騎士団の枠に限りがあるから、悩むんですよねえ。

 

 

うまいこといけばメンバー間に子供ができたりして、メンバーの子供(強キャラ)が15年後に自分の陣営に加わってくれる。血は引き継がれるのです。今、我が白鉄猫騎士団は38歳がピークの侍が二人(子供をぬかせば38歳ピークが最強なのかな)いる。これがねえ、やめたときにガタっとくるのがわかってるんですよねえ。どちらか一方を入れ替えて若いのを育てたいんだけど、いやあ、でもなあ、切るの惜しいなあ。子供も欲しいしなあ。プロポーズから子供の出産の予定とか、現実の自分とまったく関係ないことを必死で考えている。ほっといて。チマチマしたことが好きな人に向いているゲーム。楽し。

 

 

 

▼映画の感想「マジカル・ガール」を書きました。ちょっとわかりにくくて人を選ぶ作品。奇妙で先の読めない展開に引き込まれました。余命いくばくもない娘に魔法少女の衣装をプレゼントしたいというお父さんが巻き起こすダークファンタジー系のスペイン映画。妖しげな雰囲気がプンプンするぞ。