玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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秋 日常

▼駅まで行くときに、ものすごい大画面でプヨプヨやっている老夫婦の家がある。「今日もやってるかな」と、通りかかったときについ見たりもするんだけど。今日の午前はその家の縁側に白黒ぶちの猫が寝ていた。日の当たるところにくて~と手足を伸ばして、気持ちよさそうに干物になっている。夕方帰りがけに見たら、同じポーズで寝ている。ただし、ちゃんと日の当たる場所に移動している。ああいう暮らしがしたい。最近、ネットで見かける言葉「丁寧な暮らし」って、ああいうやつでしょ。

 

 

 

▼おたまじゃくしは蛙に、さなぎは蝶にと、まったく違う形に姿を変える。自分が変わることを知らずに生きているはずだけど、ためらいはないのだろうか。蝶などは、ある日、急に飛べるようになってしまう。なんて乱暴な。その驚きはどれほどのものなのだろう。それとも、まったく驚きもしないのだろうか。ごく自然に受け入れるのかな。人も何がなんだかわからないまま、この世に生まれてくる。それと同じことだろうか。

 

 

 

▼炎の保育園児そうちゃん3歳。機関車トーマスに飽きつつあるらしい。早い。どうも周囲に訊けば、アンパンマン期とか、プリキュア期というものがあるらしい。いっとき夢中になって、あとは見向きもしないという。だとするとですよ、アンパンマン期が仮に3年だとすると、3年だけアンパンマンを作って延々リピートして放送してりゃいいんじゃないのか。新作を作る必要がないような。だって3年で奴らは飽きるんだし。

 

そんな話を隣席のTさんにしたところ、黒目がちな虚ろな目で私を見るのだった。興味のない話をしたからって、そんな瞳孔開いたような目で見なくても。仕方がないので部長の悪口でも言えば、瞳がキラキラと輝きを取り戻す。素直な人と仕事をしています。

 

 

 

▼少し書きたい話があるのだけど、軽い形に昇華させられなくて困る。愚痴を言うのはいいのだけど、その愚痴にもどこか笑えるところやおかしみがないと駄目なような。今、私の心にあるのは憎悪のみです。そんな憎悪を抱えつつ殺人オニゴッコ「Dead by Daylight」で今日も遊びました。殺人がはかどるわ。

 

サバイバーランクは12、キラーランクは15になりました。ランク上がると、キラーがマッチングしやすくなってよいね。

 

 

 

▼映画の感想「氷菓」「アシュラ」「ポーカーナイト 監禁脱出」を書きました。「氷菓」は本格ミステリーが好きな人が好みそうなアニメ。「アシュラ」はパワハラてんこもりの韓国映画。「ポーカーナイト」はえらい痛そうな監禁映画。乱暴な紹介。