玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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つぶさない

▼友人A子と食事。なぜかA子はご機嫌でやたらに飲んでいた。「あのさ、二千円札ならコピーして偽造してもわからないと思う。みんな、見慣れてないから。絶対大丈夫だよ!」と、やたらに二千円札偽造可能説を推してくる。店員が注文とっているのだが、店員の眼が冷たい。恐ろしい女よ。もっと周囲を気にして。会計で、私はたまたま財布に入っていた二千円札を出したのだけど、ものすごく見られた。一度裏にして、また表にして、しげしげ見られた。いやいやいやいや、そんなことするわけがない。

 

二千円札偽造犯と飲んでいる。

 

 

 

▼連日のように野球選手の引退報道を見かける。浅尾や岩瀬のように球団が引退セレモニーをやってくれるような選手はごく一部で、多くの選手はひっそりと姿を消していく。セレモニーがあるだけ、ありがたいのだ。そして、巨人の岡本、阪神の大山、横浜の東のように有望な若手が今年も出てきた。小さな死と誕生を見ているような不思議な気持ちになる。

 

 

 

ハズキルーペという眼鏡型の拡大鏡がある。最初は、渡辺謙さんと菊川怜さんが宣伝をしていた。菊川さんがお尻で踏んでも割れなかった。あれはインパクトがあって好評だったのだろう。取引先の方も「ハズキルーペ、本当にね、目が楽なんですよ」と書類を読むとき嬉しそうに使っていた。私も老眼になってわかったけれど、疲れ目は本当につらいのだ。

 

で、第二弾のCMがよくわからない。武井咲扮するクラブのママが「みんな、ハズキルーペを置いて」と号令をかけ、クラブの女の子たちにお尻でハズキルーペを踏ませていく。もはや眼鏡の耐久性というより、フェティシズムの発露というか、会社の金を使った悪ふざけというか変態。踏み絵ならぬ踏みハズキルーペ、いったい何を試しているのか。別にいいんだけど。

 

 

このCMが公開されて以来、取引先の方が打ち合わせの席で絶対にハズキルーペを取り出さなくなってしまった。CM作った奴の罪は重い。

 

 

 

▼映画の感想「人生タクシー」「亜人ちゃんは語りたい」を書きました。「人生タクシー」は抑圧されたイランの現状を描いた映画。「映画撮っちゃダメ」と国から禁じられた監督は、車載カメラでしぶとく撮影するのだった。執念。「亜人ちゃんは語りたい」は差別やマイノリティの問題を描いているアニメ。あまり重くならず観やすい。もう、こういった問題をアニメも描くのかと感心。

 

 

 

▼ゲームの感想、殺人オニごっこDead by Daylight」を書きました。ついついやってしまうのよねー。今日もまた仲間を見殺しにしたぞおおおお。仲間を助けるか、発電機修理かで、つい発電機を優先してしまうな。だって仲間遠いしー。行くと殺されるしー。バランスがむずい。