玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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台風で始まる9月

▼台風21号。猛烈な風だった。体験した中でもっとも強い風だったように思う。そして、部長はこちらになんの断りもなく納期を短縮するのだった。頼むから、水かさの増えた川を見に行ってくれないか。田んぼの様子が気になってくれないか。

 

そんなこと言っている間に9月。

 

 

 

▼学校を卒業してからだいぶ経つのに、いまだに試験に遅れそうな夢を見る。それと授業をさぼりすぎて単位が足らなくなる夢も。こういうの治らないのかなあ。寝覚めが悪い。一生このまんまかしら。試験に遅れる夢を見ない人っているのだろうか。

 

遅刻ものの軽い悪夢と、もう一本の夢を見た。高校時代の友人Oと電車に乗る夢。友人Oは電車に詳しい。Oの地元から私の住んでいる最寄り駅への切符を買おうとした。Oが料金を教えてくれるのだけど、販売機に表示される料金は違っている。でも、Oは電車に詳しいのでOが間違えるはずはないと思い、その料金で切符を買おうとするのだ。

 

ふと、待てよ、と思う。これは夢なんじゃないか。友人Oは、私の頭が作り出したO(夢O)なわけだから電車に詳しいわけではなくて、Oの言う料金は間違っているのではないか。すると販売機が表示する料金が正しいのかしら。しかし、この販売機も夢電車の料金であるから正しくないのかな。でも、夢の世界なのだから夢販売機の料金に従うのが筋ではないか。いやいや待て待て、夢であるならどこにも行く必要はないし、そもそも切符を買う必要もないわけだから、販売機が正しかろうがOが正しかろうがどうでもいいことになる。お金払わないんだし。っていう夢。なにかすごく疲れた。

 

急いで起きて、夢Oが言った区間の電車代を調べてみると金額は一致していた。夢Oといっても私なわけで、そもそもこの区間の料金を無意識のうちに憶えていたのだろうか。じゃあ、もう私が偉いということでいいですか? なにこの話。

 

 

 

ちびまる子ちゃん作者のさくらももこさんが亡くなった。元広島の衣笠さんも、元中日の星野さんも、歌丸さんも亡くなった。活躍を目にしていた人たちが亡くなるというのは淋しいものだなあ。自分だけは死なないと思ってみんな生きているのだろうけど、いやこれ案外ねえ、と思ってしまう。もう私も平均寿命の半分ぐらいは使ってしまった。意外と後半は早いのかもなあ。そういえば西城秀樹さんも少し前に亡くなっている。ちびまる子ちゃんのエンディングを歌っていたっけ。

 

あと半分もあるかわからないけど、ちびまる子ちゃんのようにニコニコいきたいものです。

 

 

 

▼映画の感想「嘘を愛する女」を書きました。長澤まさみ高橋一生の恋愛物。

 

ゲームの感想「公衆電話」を書きました。全シナリオを読んでも90分程度で終わるサウンドノベルです。電話ボックスに閉じ込められて出られないという変わった作品。こういう作り方もあるのかと感心。